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【AEW】マット・ハーディーが「現代のプロレス界とWWEの全盛期Attitude Era」を比較。「あの頃はポップカルチャーの一部だったが、今は…」

インタビュー

どの時代のプロレスが最もホットだったのか?意見は人それぞれですが、一般的には90年代後半から2000年代前半にかけてのWWF(WWE)のAttitude Eraの人気が特に高いようです。

ストーン・コールド・スティーブ・オースチンとビンス・マクマホンの抗争、HHHやショーン・マイケルズらのユニットD-ジェネレーションXの大活躍は社会現象となり、多くの視聴者が熱狂しました。過激な番組はポップカルチャーの一部となり、その影響はプロレス界の外側にも波及していきました。

ベテランレスラーのマット・ハーディーは、自身のPodcast番組の中で「現代のプロレス界からAttitude Eraを上回る熱を感じるか」と質問され、エンタメを取り巻く環境の変化やプロレスの持つポテンシャルの高さを踏まえて次のように答えました。

Attitude Eraの90年代後半と2020年代前半を比べると、今のプロレスは本当に、疑う余地もなくいい。ただ、プロレス業界全体のパラメーターを判断する方法は、まったく違うと思うよ。

Attitude Eraを振り返ると、プロレスはもっとポップカルチャーに根付いていたと思う。アメリカでのプロレスの注目度はもっと高かったと思うし、クールでトレンディだった。しかし、今とは状況が全然違うからね。今は世界的なスケールで成長しているから。

確かに、当時は月曜日の夜に700万人、800万人、900万人という膨大な数の人々がプロレスを観戦していた。当時はテレビのチャンネルが40くらいしかなかったから、観られるものも選択肢ももっともっと少なかったんだ。

あれから25年…ケーブルテレビだけでも何千ものチャンネルがある。NetflixやHuluなど、あらゆるストリーミングサービスがある。たくさんのコンテンツがある。

プロレスもまた、これまでとは違ったさまざまな形で消費されている。リアルタイムで見る人もいるし、録画して見る人もたくさんいるよね。いろんなデバイスで、ストリーミングで見る人も多い。

当時と比べると、今は90年代後半ほどポップカルチャーに根付いてはいないけど、プロレスの認知度も上がっているし、世界中の人々がプロレスを知っている。現代人はデバイスを駆使して暮らしているらね。

プロレスが90年代後半よりも熱くなっているとは思わないが、プロレスは世界中にもっと広大な影響力を持っていると思うし、当時よりも熱くなるチャンスと能力を持っていると思うよ。

現代では、より多くの人々が様々な方法でプロレスを消費している。でも、当時は本当にポップカルチャーの一部だったから、当時は今よりもほんの少し熱かった。本当に難しいことだ。

現代のあらゆるジャンルがそうであるように、プロレスはよりニッチな産業になっている。世の中にはたくさんのものがある。エンターテインメントの種類は非常に多く、すべてがニッチで、特定の視聴者を対象にしている。

だから私は、もっとカジュアルなファンにアピールしなければならないと強く主張している。カジュアルなファンこそが、プロレスを大きく成長させる方法だと思うんだ。

プロレスは90年代の方が全体的に熱かったと思うが、このままの方向性で行けば、それを凌駕できるポイントに今はいると思う。WWEとAEWのライバル関係、両社がやっていること、方向性、このまま上昇トレンドに乗れば、将来的には90年代よりもプロレスが熱くなる可能性はあるよ。

(WrestlingNews.co)

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