先日、WWE女性スーパースターのレイシー・エヴァンスがWWEとの契約を満了し、退団しました。ビンス・マクマホンから高く評価され、一時は注目度が高かった選手ですが、最終的にはWWEとの別れを決断することになりました。
WWEでもトップクラスの美貌を誇っていた彼女には、サブスク型アダルトSNSのOnlyFansでの活動開始を望む声もあります。海外の女子プロレスラーの中には、トニー・ストームやマンディ・ローズのようにOnlyFansで大金を稼いでいる人もおり、その中にエヴァンスも加わっていくのではないか、と推測する人たちいるようです。
彼女自身もそうした意見にまんざらでもないような態度をX(旧Twitter)で見せていましたが、WWE退団後の第一歩は「カフェの開業」となりました。現地8月21日、彼女はサウスカロライナ州ビューフォート「The Sunny Summers Cafe」というお店をオープンします。
最新のインタビューの中で、彼女はWWE退団の理由を明かしました。WWEでの活動に感謝を示しつつ、ツアーに出る時間が長いWWEスーパースターとしての日々により、家族と過ごす時間や地元の地域社会に貢献する活動に充てられる時間が減ってしまったことから、「WWEのリングで戦うよりも、違う戦いをしたほうが力になれると思った」といいます。
私の所属するコミュニティを支援することに集中したいんだ。依存症と戦う人、メンタルヘルスの問題に直面している人を支援していきたい。
カフェの名前は、彼女の娘であるサマーちゃんとサニーちゃんに由来します。アルコール依存症の支援団体など、社会貢献をも区表とする団体も使用できるようにしたいという意向からミーティングスペースを用意し、そこでは無料のコーヒーとドーナッツが提供されるとか。また、女性や軍人の配偶者を対象に、就職に必要なスキルや「目標・願望を貫く」ためのセッションやクラスを開催していきたい、と考えているそうです。
また、SNSの存在を無視できない現代社会において、このカフェを「自分のデバイスからプラグを抜くだけではなく、自分の心からもプラグを抜くことができる場所」にしたいという気持ちから、客が自分のスマホを「スマホの監獄」に入れるとドーナツを無料で提供してもらえるというサービスも導入するそうです。
カフェを訪れる人たちが、自分たちを高められるような場所にしたい。その場を提供することで、地域社会に貢献したい。彼女のこれからのキャリアは、そうした強い思いを実現することから始まります。
(411MANIA)