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他団体への人材流出を抑える目的で、WWEは興味のないレスラーにも声をかけようとしている

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人材獲得に余念がないWWE。先日も9人のレスラーがWWE PC入りしたことを発表しました。

オースチン・セオリーを含む9人のレスラーがWWE入団。その経歴を紹介
人材確保に余念がないWWE。新たに9人のレスラーが入団したことを発表しました。 1.  オースチン・セオリー 22歳。WWEと提携している団体EVOLVEのチャンピオン。将来有望で...

豊富な資金力を持つ新団体AEWの登場によって、インディ界のトップスターたちを多く獲得してきたWWEにライバルが出現することになりました。この件について、レスリング・オブザーバーは次のように報じています。

WWEは、これまで関心を持っていなかった多くのレスラーを入団させることについての議論を始めた。これには明確な理由がある。彼らのようなレスラーが競合団体にとって価値のある存在になるかもしれない、という考えがあるのだ。

要するに、他団体(特にAEW)に貢献する可能性のある人材はWWEに入団させてしまえばいい、という考えがWWEにはあるようです。

AEWの副社長であるCodyは、今現在明らかになっているAEWのロースターは全体の40%に過ぎないとコメントしています。今後も多くの人材をロースターに加える予定のAEWにとって、WWEのこういった動きは脅威になるでしょう。

しかし、これはAEWが既にWWEの脅威になっているということの裏返しでもあります。最近、WWEはハウスショーをキャンセルすることが多くなっていますが、これは株主たちが観客数の減少を問題視することを避けるための判断だと報じられています。

8月下旬開催のWWEのハウスショーが中止に?動員に苦しむWWE
PWInsiderによれば、8月下旬に開催される以下のRAWのハウスショーが中止になったようです。 8月23日 ルイジアナ州ボージャー・シティ 8月24日 ルイジアナ州ラフェイエッ...

数字が落ちている中でAEWにさらなる勢いがつくことは絶対に避けたいことでしょう。

WWEに入団することを目標に努力を重ねているインディレスラーはたくさんいます。しかし、WWEがロースターを増やしすぎることによって、彼らに与えられるチャンスが少なくなってしまうことは避けてもらいたいものです。

(Wrestling Observer)

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