Collision最新回で激闘を繰り広げたMJFとケニー・オメガ。
誰もが認めるAEW世界王座の絶対的チャンピオンに成長した27歳のMJFと、Change The Worldのスローガンを掲げてAEWを設立し、世界中のファンを熱狂させてきたケニー。2人がAEW世界王座のタイトルマッチで激突するのは唐突なことだったかもしれませんが、試合自体は素晴らしいの一言でした。
勝利したのはチャンピオンのMJF。Cagematchのユーザーレビューでは記事作成時点で9.39の高評価が付いており、マッチ・オブ・ザ・イヤー候補級の試合だったと称賛するファンが多かったことを意味しています。
試合後、2人は会場のファンに向けてマイクパフォーマンスを披露。その中で、MJFは無名時代にケニーからアドバイスを受けた夜のことを語りました。
俺は思っていたよりもずっと多くの試合をこなしているよな。正直、この仕事は疲れるんだよ。
短い話を1つしよう。リングの向こう側にいる男(ケニー)についての話だ。
俺は19歳の時にインディ団体のショーに参加した。通っていたプロレススクールCreate-A-Proを卒業してから初めてのショーで、Five Borough Wrestlingという団体だった。
俺はオープニングマッチに出たんだ。その頃、俺が目標としていたのは、ブライアン・ダニエルソンやちょっと嫌なヤツだけどサモア・ジョー、そしてまさにケニー・ファッキン・オメガといった面々だった。
その夜、あなたは俺の試合をわざわざ見る必要なんてなかったのに、見てくれた。そして俺を引っ張り出してアドバイスをくれたよね。あなたは覚えていないかもしれないけど、俺ははっきりと覚えてる。
ケニー・オメガ、ヤング・バックス、コーディ・ローデス、そしてちょっと変なヤツだけどトニー・カーン社長がいなければ、AEWは存在しない。つまり、現世界王座チャンピオンのMJFも存在しないんだ。
正直に言うよ。2024年の契約交渉で何をするか、まだわからない。でも、ベストバウトマシーンことケニー・オメガと試合をできる機会があるのなら、俺の意見に影響を与えるのは確かだ。
(Fightful)