プロレスラーとしての人気や実力は、その人のすべてを反映しているわけではありません。
ビッグスターや名レスラーの中には、プライベートでの発言がファンから問題視されたり、常に批判の対象になる人がいます。ハルク・ホーガンはその代表例です。
プロレス界を代表するビッグスターの彼ですが、2015年に彼の娘が黒人男性を交際していることを知って人種差別的な発言をしたことが問題視され、WWEから契約を解除されたことがあります。また、長期に及ぶ不倫が原因で離婚を経験したこともありました。
AEWの人気レスラーMJFは、最新のインタビューで「ハルク・ホーガンがプロレスコミュニティから避難されるのはなぜか?」という話題について、次のように語りました。
彼が嘘つきで人種差別主義者だからだ。
彼が大きな引き金となり、彼のおかげでプロレス業界が大きく変わったことは事実で、これはポジティブな変化だった。
素晴らしいビジネスをしたプロレスラーはたくさんいるが、そのことが「彼らは素晴らしい人物なのだ」ということを意味するわけではない。
(一家心中を図って妻と息子を殺害し、その後自殺した)クリス・ベノワは素晴らしいプロレスラーだが、それが彼が良い人物であるということとイコールにはならない。どういうわけかか、プロレスファンはそれを理解するのに苦労しているね。彼らはその二つを分けることができないんだ。
だからこそ、みんな俺のことが好きなんだろうな。俺はとことんひどい人間で、正直だ。少なくとも正直なんだよ。
(Fightful)
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