セス・ロリンズがCMパンクを嫌っていることは広く知られています。
2023年1月のインタビューで、彼はパンクに対して「あいつは癌だ。二度と俺に近づくな」と発言したことがありました。キャリアのある時点まではパンクへの感情はここまで悪化していませんでしたが、次第にパンクの言動に納得行かなくなったようです。
とはいえ、WWEはパンクとセスの抗争を計画しており、彼はプロフェッショナルとしてパンクと仕事をし、ファンを喜ばせなければなりません。セスがパンクへリアルな感情をぶつける瞬間は大きな話題になるでしょうね。
最新のインタビューの中で、セスはパンクへの本音を語りました。本当に嫌っていることを隠そうともしていません。
その多くは個人的なことで、本当に話したくないことも多いよ。ただ、大部分において、彼のプロレス界に対する見方は本当に自己中心的だと思う。彼は極めて自己中心的で、完璧な演技で被害者ぶってやがるんだよ。
なあ、彼との関係について、俺は良いことをたくさん言えるんだ。彼は、そんなことをする必要もないのに、いろいろと助けてくれた。それが彼自身のためだったかどうかは完全には分からないが、とにかく、俺が行きたい場所に行き、やりたいことをする手助けをしてくれたことがあるんだ。
彼に初めて会った時、彼はこのビジネスに奉仕することにすべてを捧げているように見えたが。でも、本当はかなりの自己中心的な人間で、業界からいろんなことを引き出そうとしてたんだ。
彼は、俺について本当にひどいことを言った。俺のことだけじゃなく、WWEのことを見下した発言を何年もしている。本当にひどい話で、俺のことを「靴舐め野郎」呼ばわりしやがったな。俺のことを知らないくせに。俺が何を代表しているのかを知らないくせに。
俺は忠実な人間だが、彼が俺に対してしたこと、俺が働く場所に対してしたこと、俺が一緒に働いた友人たちに対してしたことに、かなり侮辱されたと感じた。(かつてはパンクの親友だったが関係がこじれ、AEWでも関係性が取り沙汰された)コルト・カバナとのことについては話す必要はない。そういったことを見たければ、いくらでもネットで見つけられるよ。
彼がみんなと接する方法を見てみな。彼は自分のことしか考えておらず、俺や俺の友人たち、そしてここで一生懸命働いているWWEの人々に対して見下すような発言をしてるだろ。
俺たちは業界を本当に愛している。それが俺たちにどのような見返りをもたらすか…なんて関係ないんだ。俺たちはプロレスを本当に愛し、奉仕し、プロレスを可能な限り最高のものにしたいと思っている。そして俺はいつも、CMパンクという男はその意味で詐欺師だと感じていた。少なくとも、過去10年のどこかの時点でそうなってしまったんだ。
長い話だよな。深く根ざしたもので、憎しみとは呼ばないが、確かな敵意がある。間違いなくそこには敵意がある。
パンクについてここまでのことを思っているセス。セスにここまでのことを思わせたパンク。2人の抗争はどのような展開を見せるでしょうか?
(Wrestling Observer)