2019年に旗揚げしたAEWの活動を支えてきた重要人物たちが次々と団体を去っています。
レスラーとしての活動だけでなく、トニー・カーン社長のクリエイティブを側で支え続けていたQTマーシャルは2023年末で退団。そして、ポストプロダクション担当のシニアバイスプレジデントとして番組制作に大きく貢献してきたケビン・サリバン(元プロレスラーとは別人)が解雇されたことは、バックステージでも大きな反響を呼んでいます。
レスリング・オブザーバーによれば、サリバンの解雇に対し、レスラーやスタッフたちは「満場一致で不満」とのこと。ビデオパッケージやYouTube用の動画の編集などを担うポストプロダクションチームを1から築き上げた彼はみんなから人気が高く、彼が解雇されたことに納得できないようです。
【AEW】団体内部で「あの頃のAEWとは違う」ことにネガティブな認識が広がっていると報じられる。財政面は好調だが士気は上がらず
先日、AEWのクリエイティブを支えてきたQTマーシャルが2023年末でAEWから退団することを発表しました。 彼は、団体の方向性が2019年の設立当初から変わったと感じており、この...
彼がなぜ解雇されたのかは不明ですが、彼は「AEWはこれから違う方向に進む」と聞かされていたそうです。
これは、QTマーシャルが退団発表の際に漏らしていた「以前のAEWとは違う方向に進んでいる」という不満と同じものを指していると見られています。AEWが新たに歩む方向とは「ストーリーよりもリング上のアクションを重視すること」、つまり新日本プロレスと類似した方向性だと報じられています。
(WrestlingNews.co)
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