どの団体もファンからの批判を避けることはできません。AEWに対しては、ブッキングや試合のプレゼンテーションについて、一部のファンから批判の声が上がっています。
ロースターが巨大化すること、大物フリーエージェントを積極的に獲得することにより、若手レスラーや以前から団体に在籍するレスラーたちにスポットライトが当たらない。女性部門へのブッキングが良くない。こうした批判は昔からありますが、なかなか改善されません。
また、最近では、団体内部で「ストーリー重視から試合重視への方針転換」に異論が上がっているとされており、そのことが団体のクリエイティブを支え続けてきたQTマーシャルやケビン・サリバンが退団するきっかけになったと報じられています。
ROHのPPV「Final Battle」の記者会見に出席した彼は、記者からこうした批判の声に対する意見を求められ、次のように語りました。
AEWであることは、絶え間ない攻撃を受けていることを意味する。
素晴らしいショーをしても、次の日には誰かにネガティブなことを言われるよ。5回連続で素晴らしいショーをしても、誰かがネガティブなことを言ってくる。プロレスの歴史上最も多くのチケットを売り上げた記録を破っても(2023年8月のイギリス大会All Inは8万枚以上のチケット売上を記録した)、誰かがそれについて悪口を言う。
今、俺はそうした批判を気にしてないよ。我々はただ、我々がしたように、毎週素晴らしいショーを続けていく必要がある。
今週水曜日のDynamiteは、その日にケーブル放送された全番組の中でナンバーワンのショーだった。何百ものネットワークが放送した水曜日のテレビのすべての番組よりもレイティングが良かったんだ。いい番組を作り続ければ、ここにいる全員が良い状態になるだろう。
(WrestlingNews.co)