ここ最近のAEWは、CMパンクをめぐる諸問題が大きな話題になりました。
8月27日開催のイギリス大会All Inでは、バックステージでパンクとジャック・ペリーが喧嘩し、無関係のスタッフたちを巻き込みかねない危険な状況に。パンクはこの喧嘩を理由にAEWから解雇されました。また、All Inは公式の入場者数が81,000名以上と発表されたものの、実際の入場者数は7万人台前半だったことが報じられています。
AEWの重鎮クリス・ジェリコは、こうしたネガティブな話題に注目が集まりがちな一方で、ポジティブなこともたくさん進行している、と主張しています。Podcast番組Busted Open Radioに出演した彼は、最近のAEWが以前よりも良くなった、と語りました。
問題があることは理解している。でも、それは解決されたんだ。重要なことは、とてもたくさんのポジティブなことが進行中だということ。過小評価されがちだけどね。注目されるのはネガティブなことばかりだ。俺は、ロッカールームで何が起きているのかを知っている。解決に向けて取り組むべきことも分かってるよ。
繰り返しになるけど、All Inの会場に詰めかけた81,000名のうち、実際に何が起きたのか、それを気にするのは何人なんだ?という話だよ。ハードコアなファンやジャーナリスト、プロレス界の人たちは気にしている。俺たちも気にするべきだ。
でも、ファンもいる。AEWのファンは81,000名だけじゃない。Dynamiteは、水曜日に放送されたすべてケーブルテレビ局の番組の中で、4週連続でレイティングが1位なんだ。すべての番組の中でだぞ?
俺にとって、これは本当にポジティブなことだ。でも、誰がの機嫌が悪いことで、こうしたポジティブな側面は見逃されてしまうことがある。そういうものだ。それがプロレスなんだよ。俺たちはみんな、ジプシー、浮浪者、泥棒だ…問題が起こることもあるさ。
AEWの雰囲気は以前よりも良くなったよ。絶対にそうだ。