2022年秋のPPV「ALL OUT」のバックステージで勃発したCMパンク&エース・スティール組とThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)の大喧嘩。
この喧嘩はAEWの歴史において非常に重要な意味を持つ分岐点になりました。彼らが保持していたタイトルがすべて返上となっただけでなく、パンクが2023年9月解雇される要因の1つになったほか、レスラーたちの意識まで変えることになったのです。
2023年11月、パンクは古巣WWEへ復帰しました。しかし、彼は復帰後にAEWやEliteたちについて直接的なコメントをしていません。また、Eliteたちは喧嘩についてノーコメントを貫き続けています。
これまでの報道では、彼らには「大喧嘩について公に言及しないという秘密保持契約(NDA)を交わしている」とされていました。話したくても、契約上話せないので仕方ない、ということです。
そこにパンクの弁護士を務めるスティーブン・ニューが最新情報を提供しました。出演したPodcast番組の中で、彼は「パンクやEliteたちの秘密保持契約は一生涯に渡るものだ」と明かしたのです。つまり、喧嘩の当事者たちは死ぬまであの出来事について公に語ることができない、ということになります。
ただし、その場にいた関係者たちの中で、エース・スティールの妻だけは秘密保持契約の対象ではありません。このことはスティールも認めています。彼女が真相を語る日は来るでしょうか…。
(Fightful)
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