先日、AEWのトニー・カーン社長は「AEWであることは、常に批判にさらされることだ」と発言し、物議を醸しました。
2019年にウィークリー番組Dynamiteの放送が始まってから約4年。問題点がいくつも浮き彫りになる中、AEWは一部のファンからの運営方針や番組内容などについて批判されています。
どんな団体も批判から逃れることはできません。しかし、トニーはWWEを執拗に煽り続けた過去があるため、余計に厳しい言葉を浴びせられているようです。普段からAEWに厳しいファンだけでなく、一般のWWEファンもトニーやAEWに一言言いたくなるような状況を作ってしまった、と言えるでしょう。
AEW世界王座のチャンピオンとして団体を牽引するMJFは、最新のインタビューでトニーによる「AEWであることは、常に批判にさらされることだ」という発言への意見を求められ、なぜAEWが批判に晒されてしまうのかを語りました。
批判される理由を知ってるよ。俺はこれをユダヤ教と関連付けてる。俺はビジネスが上手いだろ?
AEWが嫌われ、常に批判される理由は、AEWが他と異なる団体だからだ。「異なる」ということは、人を不快にさせるものだよ。
マジな話、ネットに建設的でもなんでもない批判が溢れている理由の1つには、WWE・RAWが最長のプロレス番組(1993年放送開始)であることが関係してると思う。Dynamiteは4年ちょっとの歴史しかない。まだまだ新しく、RAWとの違いは多い。だから怖がられるんだ。
だから、俺はトニー・カーンが「AEWはWWEに挑戦するブランドだ」と言っていることに同意するよ。問題はそこにある。
新鮮で新しいAEWは、みんなに「危険だ」と思われる。俺はそこに魅力を感じるけどね。俺はその「危険と変化のAEW」のチャンピオンであり、ユダヤ人のチャンピオンでもあるから。
(WrestlingNews.co)