2022年秋のPPV「ALL OUT」のバックステージで勃発した、CMパンク&エース・スティール組とThe Elite(ケニー・オメガ&ヤング・バックス)の大喧嘩。
ショー終了後の記者会見でパンクがかつての親友コルト・カバナやEliteを徹底的に批判したことに端を発したこの事件は団体に大きな影を落とし、当事者たちがALL OUTで獲得したばかりのタイトルはすべて返上。事件の調査が完了するまでの間、彼らは出場停止処分を課されました。
Eliteは年内に復帰したものの、スティールは解雇され、パンクの復帰は2023年6月のCollision放送開始まで遅れました。
最近、パンクの弁護士を務める人物が、その場にいた当事者たちは「一生涯この件について公に語らない秘密保持契約」にサインしており、スティールの妻だけがサインしていない…ということを明かしました。
しかし、この喧嘩の際にパンクへ「お前はAEWのロッカールームのガンだ」と言い放ったクリス・ジェリコが、当事者の一人として弁護士による告発に反論しています。
おい、俺はAEWに4年いるけど、従業員ハンドブックなんて持ってないし、従いもしない。俺はこれまでのキャリアの中で一度も秘密保持契約にサインしたことがないぞ。
だから、クライアントのために威張り散らして自己中心的な妄想をぶちまけるのはやめろ。しっかり調べてから発言するんだな。
なぜなら…あの夜、俺はすべてを見た。喧嘩があった部屋の中にいて、喧嘩も目撃したんだ。実際に何が起こったのかを正確に知ってる。弁護士のお前はそこにいなかっただろ。バカな口を閉じるんだな。
ジェリコがいたずらに大喧嘩の詳細を語ることはないでしょうが、パンクの弁護士の発言は誤りだったようです。
現場には複数の関係者がおり、中澤マイケルやクリストファー・ダニエルズらが喧嘩の仲裁に入ったとされています。また、ジェリコ以外にも、MJFが現場を目撃していたという情報もあります。
(Fightful)