AEW世界王座チャンピオンのサモア・ジョー。最初の防衛戦の相手は、レジェンドレスラー、タズの息子で、FTW王座チャンピオンのHOOKでした。
現地1月17日放送のDynamiteで行われたタイトルマッチは、試合時間が10分に満たないながらも好勝負となり、ファンからの評判は上々。特にアンダードッグだったHOOKの奮闘や、ジョーが若手に胸を貸しながらも圧倒する様子が評価されています。
試合中、最も衝撃的だったのは、ジョーのフィニッシャーであるマッスルバスターをまともに食らったHOOKがカウント1でキックアウトしたこと。観客は爆発的な盛り上がりに包まれましたが、一部ファンは「なぜチャンピオンの必殺技をカウント1で返したんだ？」と不満の声を上げています。
WrestleZoneによるインタビューの中で、ジョーはHOOKについて次のように語りました。
なんてタフな奴だ。最近俺が倒した子羊たちの中はもちろん、これまでのキャリアの中で遭遇した中で最もタフな羊だった。
いや、正直に言おう。HOOKは非常に若く、とてもタフで耐久性があり、あの体格にしては信じられないほどの強さを持っている。それは認めるよ。
しかし結局のところ、HOOKという男は、俺がすぐに鎮圧しなければならないような危険な人間だ。この世界の危険に立ち向かわなければならない。あいつは非常に危険な若者で、いつか彼が望むような捕食者になる途中だよ。
でもな、俺はとても満足してるんだ。あいつに今のプロレス界での立場を思い知らせ、食物連鎖の仕組みを思い出させることができたわけだからね。
（マッスルバスターがカウント1で返されてしまったことにファンから不満の声が上がっていることについて）
彼らは不満を表明すべきだよ。XやInstagramに投稿し、その出来事についての不満を世に知らせるべきだと思う。純粋に、フィルターなしで。
自分が何を考えているかを言い、どう感じているかを世界に知らせるべきだ。俺も、あれは酷いと思った。彼らに同意するよ。あれはばかげていたし、あんなことが起きたなんて信じられない。嫌悪感を感じ、間違っていると感じた。
一緒に嘆願書を出そうじゃないか。そういう不満が書類として提出されたわけじゃないよな。彼らが本気で不満を持ってるなら、嘆願書を作るべきだろ。俺が最初に署名するよ。それが俺の考え。自由な人が自由な言葉を話すべきだ。
(Fightful)
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