WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、多くの選手たちにとって頼れる先輩です。
発言が賛否を巻き起こすこともありますが、選手たちのために積極的に行動し、メンターとして指導にあたっています。
自身のPodcast番組で「MLWのジェイコブ・ファトゥはWWEへ移籍すると思うか?」と質問された彼は、ファトゥのWWE入団に向けて働きかけていることを明かしました。ファトゥはMLW世界ヘビー級王座を819日間も保持した記録を持つ31歳。「ファトゥ」の名が示すとおり、ローマン・レインズやザ・ロックと同じアノアイ・ファミリーの一員です。ウマガやリキシは叔父、ウーソズはいとこにあたります。
彼のWWE入団は、俺のゲームプランだ。できる限り一生懸命働いているよ。
今言わせてくれ。ジェイコブ・ファトゥに大きな声援を送りたい。この男はインディシーンで一生懸命に働き、奮闘してきた人だ。時には私たちは間違いを犯すが、それらの間違いを償う時が来たとき、誰かがチャンスを与える必要があるんだ。
俺もそうだよ。誰かが俺にチャンスを与えてくれたことが、俺にとってどんなに大きなものになったそとか。ジェイコブ・ファトゥにも誰かがチャンスを与える必要がある。
俺は彼のアドバイザーとして彼の側で働き、できる限り次のレベルへ、そしてそれを超えて彼を導くつもりだ。ジェイコブ、これを聞いているなら…俺と共に旅をしようじゃないか。
ジェイコブは18歳の時に強盗で逮捕された過去を持ちます。ブッカーTも17歳の時に強盗で逮捕され、その後改心してプロレスラーとして才能を解雇させました。同じような経歴を持つ若者のキャリアに貢献したい、という強い思いがあるのでしょう。ブッカーTは自身が運営する団体Reality of Wrestlingに彼をブッキングしています。
2月3日、ジェイコブはMLWで永田裕志と対戦予定です。
(WrestlingNews.co)