2023年9月、マット・リドルはJFK国際空港でトラブルを起こし、これがWWEから解雇されるきっかけの1つになりました。
飛行機から降りた彼は、「空港のセキュリティ職員が俺にわいせつな暴行を加えた」と主張。警察が対応する事件に発展しました。この事件の後、彼はWWEの番組から外され、復帰することなく退団。その後、古巣MLWと契約した彼は新日本プロレスにも参戦中です。
最新のインタビューで、彼はこの事件について次のように振り返りました。
(事件が起きた経緯について)なにがあったかと言うと……あれはインドからのツアーの帰りだったんだ。1日だけショーがあってね。飛行機でインドへ行き、ホテルで数時間過ごし、ショーに出て、アメリカ行きの飛行機に乗った。
その帰りの便で、俺はカクテルを何杯か飲んでしまってね。それで機内で言いたい放題だよ。フライトも嵐で遅れてさ…。俺のことを批判する人はたくさんいるけど、あの時は疲れていたし、ちょっと物事の判断が早すぎたのかな。まあ、4日間のツアーに出て、そのうち1日だけインドに行って帰る……というのは、俺にとって大きな負担だったんだ。
(暴行被害の申し立てについて)事件の内容については詳しく話さない。そのツアーの時に起きたことだ。内部調査もあったし、FBIとも話したよ。俺が問題を抱えているわけではない。これは保証する。でも、内容を詳しく話すつもりはない。彼らが「告訴したいのでなければ、話さない方がいい」と言ったんだ。俺だって告訴はしたくない。あの事件はこのように処理されたんだ。
まあ、機内でカクテルを数杯飲んでいなければ、あんなことにはならなかっただろう。結局のところ、自分が問題に巻き込まれる可能性を作ったのは俺だよ。あれが解雇の理由とは思わないけど、WWEはUFCと合併するタイミングだったし、ポジティブなことではなかったと思う。
俺がWWEと交わした契約では、2024年は少なくとも100万ドル稼ぐことになってたんだ。これまでよりもずっと多い金額だよ。俺が解雇された背景には、複数の要因が絡んでいたと思う。(コカイン接種で)ドラッグテストに何度か失敗したしね。
彼がとても魅力的なスーパースターなのは間違いありませんが、このようにトラブルメーカーの側面も持っています。彼がコカインでドラッグテストに失敗した件はSNSで話題になりましたが、新日本プロレスはそういったリスクを保有してでも彼を来日させたいと思ったのでしょう。正直、参戦は奇跡だと思います…。
(Cultaholic)