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ロンダ・ラウジーがWWEでヒールターンしたくてもできなかったことを嘆く。「何度お願いしても、まだその時期ではないと…」

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2024年4月に自伝「Our Fight」の出版を控えるロンダ・ラウジー。

この本には彼女がWWEを批判する内容が書かれているほか、最近はインタビューでもWWEを批判するような発言を繰り返しています。

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2018年にWWEへ入団してプロレスラーへ転身した彼女はファンからの大歓声を浴びていましたが、翌2019年にレッスルマニア35が開催される頃には、大ブレイクを果たしたベッキー・リンチがより大きな歓声を受けるようになっていました。

妊娠・出産を経験した彼女は2022年のRoyal Rumbleで復帰して女子ロイヤル・ランブル・マッチに勝利。本来の計画であればこのタイミングでヒールターンするはずだったものの、復帰時に大歓声を受けたことで計画は中止になりました。

自伝「Our Fight」には、彼女が何度もヒールターンを希望したものの叶わなかった経験が書かれています。

HHHに電話して、もうベビーフェイスをやるのは終わりだと伝えた。もう善人を演じることはできない。うんざりして笑顔を浮かべたり握手をしたりしながら、罵倒されるのはもうたくさんだ。自分を守りたい、心にあることを言いたい。ヒールに転向する時が来たんだと思っていた。

しかし、私がどれだけ強くプッシュしても、WWEは抵抗した。まだその時期ではないと言われた。プロデューサーはもっと積み重ねが必要があると言っていたよ。キャラクターをもっとしっかりと描き出す必要があると。

私は毎週のように番組へ出演し、WWEのために転倒、打撃、安いショットを見事に売り込んだ。でも、ファンはそれを嫌ったんだ。私がWWEへやって来た時の新鮮さは消え、WWEが誇るストーリーテリングは行き詰まっていた。月日が経つにつれて、WWEは私にでたらめを売りつけたような気がしてきた。

(Inside The Ropes)

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