昨日、WWEはジンダー・マハルやザイア・リー、ヴィア・マハーン、ザイオン・クイン、サンガを解雇しました。
WWEはレッスルマニア終了後に人員整理するのが通例で、これまでもこの時期に多くのレスラーが契約途中で解雇されてきました。新型コロナウイルスのパンデミックが起き、定期的に大規模な人員削減が行われた2020~2022年は例外です。
【WWE】ジンダー・マハルとザイア・リーの解雇に団体内で同情の声…「マハルはAEWでトニー・カーン社長と抗争する」というジョークも流行
昨日、WWEは複数名の選手を解雇しました。 その中には、元WWE王座チャンピオンのジンダー・マハルや、中国人女性として初めてWWEスーパースターになったザイア・リーも含まれていまし...
Fightfulは、彼らが解雇された経緯や、解雇の決断に何が影響したのかを報じています。
まず、解雇の理由は「予算削減」。一般的な理由です。彼らがその対象になったのは、上層部が「テレビ番組に出演していないこと、彼らへのクリエイティブが準備されていないこと、在籍期間に進歩が見られなかったこと」などを要因を組み合わせたうえで判断したそうです。
彼らに解雇の事実がどのように伝えられたかは分かっておらず、仲間たちは公式発表ではじめて彼らの解雇を知らされたそうです。また、今後も解雇が続くかどうかは不明とのこと。
マハルとリーは誰からも「良き仲間」として認識されており、マハルが人材開発部門でみんなに親切にアドバイスしていたことが明らかになっています。また、リーは2023年に取り組んだライラ・ヴァルキュリアとのストーリーを、ショーン・マイケルズと直接練り上げたことが評価されていたといいます。
2023年、WWEはUFCと合併し、新会社TKOが発足しました。企業合併には人員削減がつきもの。今後も何らかの動きがあるかもしれません。
(Wrestling Inc, Fightful)
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