TNAのトップ女子レスラーとしてWWE・NXTへ参戦するという偉業を成し遂げているジョーディン・グレース。
現地6月9日開催のNXT・Battlegroundでロクサーヌ・ペレスの持つNXT女子王座に挑む彼女は、今がまさに全盛期、いや今後さらに成長していく余地も十分にある28歳という年齢で、決して簡単に成し遂げられないことをやってのけています。他団体との交流を拒んできたWWEに、他団体のトップレスラーとして対戦することの偉大さは計り知れません。
TNAの番組に登場した彼女は、充実した活動について、誇らしげに語りました。
私は辛抱強くやってきた。不平不満を言わず、頼まれたことは何でもしたよ。与えられたすべての機会を最大限に活用してきたんだ。怪我をしていても、プロレスを止めることはなかった。欲しかったチャンスを同僚が得た時は、彼らを素直に応援した。でも、今は私の番だ。
今、すべての注目が私に注がれている。そして、私はプロレスの世界をひっくり返す準備ができています。それは2024年1月のWWE・Royal Rumbleで始まり、先日のNXTでのスティービー・ターナー戦まで続き、そしてUFC Apexアリーナで私がNXT女子王座とTNAノックアウト王座のタイトルベルトを頭上に掲げた時に終わるんだ。
みんなが気づいているかどうかはわからないけど、ロクサーヌ・ペレスと私は同じコインの裏表なんだよ。
彼女は神童だ。14歳の時にプロレスを始めたような人だよ。でも、面白いことに、私もそうだった。ロクサーヌ・ペレスと私が歩んできた道の違いというのは、私たちが働くことに決めた団体だけ。
6月9日、Battlegroundで、その道は交差する。私は変化の触媒(catalyst)なんだよ。これはまったく新しい世界であり、その先頭に立っているのは私。Battlegroundで二冠王者になった時、TNAの観客は私のことを永遠に記憶することになる。そして、それはWWEユニバースにとっても同じだよ。
(Wrestling Inc)