元AEW実況アナウンサーのケビン・ケリーが「AEWがWWEに劣っている点」を語る。「危険や怪我の幻想をどう乗り越えるか、という話だ」

新日本プロレスワールドの英語実況席やAEW・Collisionの実況アナウンサーとして活躍したケビン・ケリー。

ROH実況アナウンサーのイアン・リッカボーニどの人間関係も影響してAEWから離れることになった彼は、AEWに対してかなり厳しい目を持っています。

最新のインタビューで、彼はWWE・King and Queen of the RingとAEW・Double or Nothingを比較。プロレス団体に何を求めているかを語り、「AEWがWWEに劣っている理由」という持論を語りました。

レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、「AEWの方が試合が良い。WWEは子供向けの観客の前でより簡単な試合をする」と言っていたね。でも、それはAEWの方が良いと考える立場の意見だよ。

俺にとって、「より良いと」いうのは、危険や怪我、痛みの幻想、そしてそれをどのように乗り越えるかということなんだよ。

つまり、アダム・コープランドがDouble or Nothingで脚を骨折してしまったようなことが「良い」とは思えないんだ。

プロレスには怪我がつきものですが、ケリーの目には、AEWの怪我や危険に対する価値観が受け入れられなかったのかもしれません。

（Wrestling Inc）

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