マット・ハーディーがAEWの課題を指摘。「試合に重点を置く一方、セグメントに重点が置かれていない」

設立から約5年。AEWは週に3つの番組を放送し、頻繁にPPVを開催するようになった今、団体の良いところも悪いところもはっきりしてきました。

プロレス界の住人たちがさまざまな立場でAEWについて議論する中、AEWで実際に活躍した元所属レスラーによる意見は貴重です。

元AEWで、現在はTNAに参戦しているマット・ハーディーは、自身のPodcast番組でAEWの問題点を指摘しました。

俺たちハーディーズのところには、まるで2000年の頃のように感動で泣いているファンたちが来てくれていたよ。AEWはファイブスター・マッチをすることに重点を置いているけど、大きなインパクトを与え、重要な瞬間を作るようなセグメントを生み出すことには重点を置いていないと感じるね。

また、弟のジェフ・ハーディーが、飲酒運転による謹慎処分を受けたことや、AEWやファンが思ったような活躍ができなかったことへの意見も語っています。

ジェフは間違いを犯した。そして、ジェフはそれを償おうとしたんだ。彼はあらゆることをし、正しい道に戻った。ジェフについて俺から言えることは、彼の人生の現在の状態、彼の人生の場所をとても嬉しく思っているということだよ。

AEWに対してネガティブな感情は一切持っていない。トニー・カーン社長は素晴らしい人物だしね。俺はAEWから良い給料をもらっていたよ。ただ、俺とジェフの両方が、AEWとは違うものを求めていたのだと思う。

（Wrestling Inc）