NXTでの活動開始後、さすがのスター性を披露しているステファニー・バッケル。
CMLLを中心に、AEWや新日本プロレスなど様々な団体に参戦していた彼女は、同じくNXTデビューが待ち望まれていたジュリアにやや遅れる形でデビュー。ファンを魅了しています。
彼女がCMLLからWWEへ移籍した時には舞台裏で相当な出来事が起きていたとされており、CMLLはWWEのやり方に激怒していると報じられました。また、新日本プロレスのNJPW STRONG女子王座を保持する中でのWWE移籍発表とあって、新日本内部もうろたえたようです。
ステファニー・バッケルのWWE移籍の背景が報じられる。CMLLと新日本プロレスの要望は聞き入れられず
保持していたタイトルを返上し、WWEへの移籍を決断したステファニー・バッケル。 CMLL所属だった彼女は、新日本プロレスとCMLLが開催するファンタスティカマニアのサンノゼ大会にも...
NXT合流後の彼女は、期待に沿う活躍を披露しています。Fightfulによれば、WWE内部で彼女の活躍がかなり高評価されているとのこと。彼女自身もNXTでの活躍を楽しんでいるといいます。
一方、CMLLやAEW、新日本の関係者たちが彼女へ抱く複雑な思いは変わっていません。Fightfulは、「彼女は当分メキシコのリングへ戻ることはできないだろう」「関係者たちは、Forbidden DoorやAEW、新日本のショーに参加するレスラーは、すぐにWWEへ移籍しないことに同意する必要があると考えている」と報じています。
移籍のゴタゴタを忘れさせるような活躍を期待したいところですが、メキシコにこれほどの悪印象を与えるのは大変な気もします…。
(Fightful, Inside The Ropes)
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