ステファニー・バッケルのWWE移籍の背景が報じられる。CMLLと新日本プロレスの要望は聞き入れられず

保持していたタイトルを返上し、WWEへの移籍を決断したステファニー・バッケル。

CMLL所属だった彼女は、新日本プロレスとCMLLが開催するファンタスティカマニアのサンノゼ大会にもCMLL女子王座チャンピオンとして参戦予定でした。しかし、今日CMLLから退団した彼女の出場は叶いません。

レスリング・オブザーバーによれば、CMLLと新日本は、彼女がWWE＆AEWと交渉していることを知った後、「すでに宣伝しているので、ファンタスティカマニアには出てほしい」と伝えたそうです。また、CMLLは彼女に対して「タイトルを失ってほしい」とも伝えたとか。

しかし、彼女はファンタスティカマニアを前にWWE移籍を決断。タイトルを返上しました。AEWはCMLLや新日本と友好関係を築いているため、もし彼女がAEWと契約していたら、ファンタスティカマニアには問題なく出場していたでしょう。

彼女がWWEへ移籍したことに対し、CMLLと新日本は激しく動揺しているとか。CMLLは、「このような形でWWEからターゲットにされたのは初めてだ」と考え、怒っているのだそうです。

WWEは、現地7月13日に開催するメキシコ大会で彼女を紹介する準備を進めているといいます。彼女とジュリアが合流するNXTはすごいことになりそうですね…。

（Wrestling Observer, Wrestling Inc）

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