Collisionでのハングマン・アダム・ペイジとのテキサスデスマッチを最後に現役を引退したレジェンド、クリストファー・ダニエルズ。
21世紀のプロレス界を代表するレスラーとして活躍してきた54歳の引退は、事前に広く宣伝されていたわけでも、試合後にセレモニーのようなものが行われたわけでもありませんでした。このことに疑問を持つ関係者もいます。
【AEW】ジェフ・ジャレットがクリストファー・ダニエルズが引退を語る。「もう少し立派な形で送り出してあげたいよね…」
先日放送されたCollisionでハングマン・アダム・ペイジとのテキサス・デスマッチに挑み、この試合をもって現役から引退したクリストファー・ダニエルズ。 21世紀のプロレス界を代表...
クリス・ジェリコのPodcast番組に出演した彼は、もともとペイジとの試合で引退するつもりはなかったこと、試合後に医師から引退を勧められたことを明かしました。
ハングマンとの試合を終えた後、また次の若い選手と戦っていくつもりだった。でも、実際には試合の流れでそうはいかなくなったんだ。
ハングマンとの試合中、技を受けたときに少し滑って頭を打ち、腕に軽いしびれを感じた。フィニッシュのバックショット・ラリアットを首の後ろに受けたときも、衝撃で一瞬しびれた。
でも、こんなことはは何度も経験してきたから、あまり気にしていなかったんだ。
MRIを撮ったら、「本当に、もう続けるべきじゃない」と言われたんだ。
驚いて聞き返したら、「そうだ。54歳でこれは良くならないし、脊椎の一部が癒着し始めている。柔軟性はどんどんなくなり、首への衝撃が大きくなるほどリスクが高まる」と説明された。
その時、改めて考えたんだ。俺は何のためにプロレスを続けているんだろうって。
計画されていたことで話はなかったのであれば、事実上の引退試合があのような形で行われたことも納得です。何らかの形でキャリアを祝う場があればいいのですが…。
(Fightful)
あわせて読みたい
【AEW】ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリがAEW革命を語る。「破壊するためでなく、AEWを修正するためにやっている」
2024年下半期以降、ジョン・モクスリー率いるDeath Ridersは、仲間たちと過激な行動を展開し、AEWに革命を起こそうとしています。 AEWのエースとしていろんなものを背負...
【AEW】クリス・ジェリコがブリット・ベイカーの退団の噂を語る。「離脱するとは思わない」
バックステージでの評判が悪く、トニー・カーン社長から見切られ、いつ復帰できるかわからない…とされるブリット・ベイカー。 初期AEWを支えた人気レスラーで、彼女の功績は決して無視でき...