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ムスタファ・アリがTNAとの契約合意の背景を語る。「俺のアイデアを自由に表現できると思った。それが大きい」

インタビュー

以前であれば、「プロレスラーがクリエイティブの自由を発揮できる、ある程度以上に規模の大きな団体」として真っ先に名前が挙がったのはAEWでした。

ダービー・アリンやメルセデス・モネのように、その自由を享受しているレスラーは当然います。しかし、現在のプロレス界の状況では、AEWだけに自由が存在しているわけではありません。

先日、ムスタファ・アリはTNAとの契約合意を発表。契約の詳細は明らかになっていませんが、Sports Illstratedによるインタビューの中で、彼はTNAとの契約を選んだ理由を明かしています。

TNAは俺にとって最適な場所であり、俺もTNAにとって最適なレスラーだった。プロレス業界、そしてエンターテイメント業界全般において「適切な場所、適切なタイミング」というのは非常に重要だ。でも、それは選手だけじゃなく、団体側にとっても同じことだと思う。

今のプロレス界は素晴らしい。1つの団体に所属していても、複数の選択肢があるし、トップレベルの報酬を得るチャンスも多い。それはレスラーだけでなく、医療スタッフやプロデューサー、裏方のスタッフ、さらにはプロレスを報じるメディアにとっても同じことだ。

 

TNAなら、俺のクリエイティブなアイデアをより自由に表現できると思った。 他の団体では、ボトルネックとは言わないが、特定のプロセスが存在している。TNAでは、やりたいことがあれば、すぐにイエスかノーの答えをもらえる。それが俺にとって大きかった。

TNAにはクリエイティブの自由があり、しかも元所属団体のWWEとのコネクションもある。TNAで再び自らの価値を高め、TNA所属レスラーとしてWWEへ参戦することも可能。そしてその先には好条件でのWWE移籍という道もあり得ます。彼にとっては最適の環境だったのでしょう。

彼の選択は、クリエイティブの自由を発揮できる場所はAEWだけではない…ということを示していますTNAはますます存在感を強めていきそうです。

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(Fightful)

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