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スターダム新体制発表記者会見レポート。今後の計画や新日本プロレスとの関係性はどうなる?

2019年10月17日、新日本プロレスの親会社ブシロードが女子プロレス団体スターダムを買収すると報じられました。今週になってから話題になっていた噂が実現した形です。

新日本プロレスの親会社にあたる株式会社ブシロード(橋本義賢社長)が、女子プロレス団体「スターダム」を買収することが明らかになった。17日にも臨時取締役会の承認を経て、正式に発表される見込み。業界盟主の地位を不動のものとしている新日プロと、女子プロ界のトップ団体が同一傘下に入ることで、プロレス界は新たな時代に突入しそうな気配だ。

(東京スポーツ)

ブシロードとスターダムは午後2時からスターダム新体制発表記者会見を行いました。その内容をまとめています。

ロッシー小川が語る経緯

まず最初に、スターダムの代表取締役を務めるロッシー小川氏が買収の経緯を語りました。

株式会社スターダムと、株式会社キックスロード様とが事業譲渡の契約を締結したことを、ここに発表させていただきます。

スターダムは2011年1月23日に新木場1stRINGで旗揚げをしまして、来年の1月で10年目に入る団体でございます。歴代の選手、そしてスタッフの尽力によりまして、いまや女子プロ界のトップ団体であることを自負しております。

今回、株式会社キックスロード様から事業譲渡のお話をいただきまして、いろいろ考えたんですけども、やはりスターダムの未来、今後を考えたところ、ブシロード傘下に入ることで、より大きな発展を確信いたしました。そして何よりも、ブシロード関係者の方はスターダムに対してご理解ありますので、そうしたもとで安心してやっていけるという判断になりました。

キックスロード社長・原田克彦(新日本プロレス元社長)が語る今後の展開

次に、元新日本プロレス社長で、現在はキックスロードの社長を務める原田克彦がスターダムの今後の展開について語りました。

①ビッグマッチ・後楽園ホール・キャラエキスポ

会見で発表があったのは3つ。

  1. 2020年4月22日に初の大田区総合体育館大会「東京シンデレラ2020」を開催する
  2. 8月8・9日に後楽園ホール2連戦
  3. 2019年12月7・8日にアメリカ・アナハイムで開催される「キャラエキスポ USA2019」に参加。カードは岩谷麻優 & 中野たむ組 VS 坂井澄江 & ニコル・サボイ組。発表済みの新木場大会とは日程がかぶっているものの、

新木場大会の両選手の出場を楽しみにされていたお客様には大変申し訳無いと思いますが、今後のスターダムの海外展開に向けての大きなきっかけとなることと思っておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。

とのことです。海外戦略を重視していく姿勢が見られます。

②テレビ番組の放送開始

BS日テレ・TOKYO MXでレギュラー番組が放送されることも発表されました。東京スポーツによれば、来年1月からの放送開始になるようです。試合だけではなく、選手の個性をより魅力的に発信していくとのこと。

③選手契約に関して

今後、スターダムの所属選手はブシロードファイト(スターダムの事業譲渡にあわせて12月1日にキックスロードから社名変更)と契約を結ぶことになるそうです。

選手がよりいっそうプロレスに集中ができる環境を作れるよう努めていきたいと考えております。選手ファーストの考えのもと一丸となり、より高みを目指していきたいと思っておりますので、どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。

ブシロード・木谷取締役が語る「買収を考えた理由」

会見の最後では、ブシロード・木谷取締役がスターダムの買収を考えるようになった理由を語りました。

プロレス・格闘技と女子

2年前くらいから悩むというか、迷っておりました。それはやはりですね、世界的にプロレスのみならず格闘技団体も含めて、また他のスポーツも含めて、女子というのが非常に大きな位置を占めていると。そんな中で、例えばブシロードグループの新日本プロレスは、女子を今(リングに)上げておりませんし、今後もしばらくは上がることはないと思います。特別なお祭り的な大会で上がることはあると思いますが、ないと思います。

ただ、例えば新日本プロレスも今アメリカで大会を開催しております。これも年々数が増えてますが、海外では「なぜ女子の試合が1試合も入っていないのか」みたいな、これは世の中の今の流れですよね。その中で言われていることもあったり、あらゆるプロレス・格闘技団体含めて、女子の試合が入っていないものは1つもないと、メジャーなものにおいては認識しております。

その中で、何もやらなくて良いのか?とずっと思っておりまして。少しずつリサーチを始めておりました。そんな中で、キックスロードの原田がいろんな女子プロレスの関係者の方々とお話をする中で、ロッシーさんが一番ピンとくるというか、フィットするというか。またスターダムという団体は非常に可能性がある。現状も素晴らしいけども、非常に素晴らしい可能性がある団体だということで報告を受けまして。私も見に行かせていただいてですね、これはやっぱり行くべきじゃないか、ということで、今日に至るという形になっております。

先程申し上げましたように、当面新日本プロレスと混ざることはないです。まあ、お祭り的な大会や海外に出る可能性はあるかもしれません。ただ、僕自身は、ある日突然「なぜ女子の試合がないの?」とか、急に世の中の空気が変わるリスクというものをずっと思っておりましてですね。「今どきそれはないでしょ」みたいな感じで急に世の中の空気が変わるリスクもあるなと思っていて、現状は別路線で、別立てで女子プロレスもやるものいいのかな、というふうに思った次第でございます。

正式には12月からにはなりますけども、一緒になって、今の素晴らしいスターダムをもっともっと大きなものにしたいな、というふうに考えております。

今後の方向性

その中で、いくつかこの方向を目指していきたいというものを申し上げますと、1つは選手が試合をする環境整備をどんどんしていきたいと思っております。いい環境の中でもっと伸び伸び試合ができるようにというのを、リングの内外も含めてやっていきたいなと思っておりますし、せっかくやるからにはもっと大勢のお客さんに見てもらうような環境を、直接見てもらうのもそうですし、先程発表がありましたテレビですとかね、ネットを通じて見てもらう、これも両方とも増やしていきたいなと考えております。

で、2つ目はですね、とにかく露出を増やしたいと思っております。もしかしたらブシロードグループのイベントに出ていただいたり、番組に出ていただいたり、もしかしたらCMに出ていただいたり、そういう可能性もあるんではないかと思っております。これは新日本プロレスの時も言いました。その当時、役員会で僕は他の役員に説明するのに、「プロレスはキャラクターコンテンツだから」ということをずっと説明していたんです。やはり人間が感動するのはキャラクターとストーリーだと思ってます。スポーツにおいても例外ではないかなと思ってまして、この素晴らしいキャラクターとストーリーをもっともっと広げるように努めていきたいと。これが2つ目でございます。

3つ目はですね、やはりスポーツ部門と言いますか、もっと広い言い方をするとライブ・エンターテイメント部門というのはブシロードグループでも非常に重要な部門になっておりますので、スターダムもその一員となり、より大きくライブ・エンタというのをもっと世の中に発信していきたいなと考えてます。いろんな新しいことをどんどんやっていきたいなというふうに考えてます。

だいたいこんなようなところにですね、今回の買収に至った経緯ではございますが、個別の突っ込んだことは後の質問コーナーで質問していただければいいかな、と思いますので、とりあえず私の話はこれで終わらせていただきます。とにかく、この素晴らしい団体をですね、もっともっともっと素晴らしい、世界に広がる団体にしたいなと考えてます!ありがとうございました。

以上が約15分の会見で語られたことです。木谷オーナーの発言はほぼ全文書き起こし。

団体を良くしていこうという姿勢が見られる良い会見だったと思います。テレビ番組の放送はいいアイデアですし、ネット配信も強化されるとのことなので、今後が楽しみですね。

ただ、これは現在の新日本プロレスも直面していることですが、海外戦略を強化することで国内ファンを軽視しているという印象を植え付けてしまうことが考えられるので、その辺のケアをどうしていくのかに注目したいと思います。

(Youtube)

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