レッスルマニア41で約1年ぶりにWWEへ復帰したベッキー・リンチ。ライラ・ヴァルキュリアとのタッグでWWE女子タッグ王座に挑戦する予定だったベイリーを襲撃し、そのスポットを強引に奪い取っての出場、そしてヒールターン…。ベイリーの悲惨さも相まって、ベッキーには批判が集まっています。
フォー・ホースウィメンの仲間として切磋琢磨してきた2人。THE MANとして女子部門のトップスターへ成長したベッキーに対し、ベイリーは「自分は彼女やシャーロット・フレアーのレベルに達していない」と思い悩んできました。何かと意識し合う相手から襲撃を受けて離脱に追い込まれたのは悲惨な出来事です。
しかし、ベッキーにはベッキーの考え方や事情がありました。RAW Recapに出演した彼女は、「ベイリーの襲撃をいつ決めたのか」を質問され、10年以上前から「いつか、どちらかが裏切ることになる」と考えていたことを明かしました。このストーリーは、2人のNXT時代に火種があったようです。
襲撃を決めたのは2013年。なんでみんな私とベイリーが親友だったみたいな顔してんの?あいつのこと好きじゃなかったよ。まあ、月単位で一時的に仲良かった時期はあるかもね。
でも、最終的にはどっちかが裏切る運命だった、ってことかな。私たちは合わないんだよ、そもそも。だから排除するしかなかった。
ライラは「助けてくれなかった」とか言ってるけど、私はライラを助けた。けど他の誰かを助ける気なんてない。ここは「全員が敵」の世界だ。それが理解できてないのか?全員助けてたら、自分が勝てないだろ。
勝てば稼げる。稼げば家族に飯を食わせられる。それを妨げろって言うのか?これは「友情ごっこ」じゃない、「ビジネス」なんだよ。
また、彼女はベイリーの親友メルセデス・モネ(サーシャ・バンクス)が月額99.99ドルで1対1のチャットが出来る交流サービスをファンに提供していることにも言及し、「ベイリーは親友に月100ドル払ってメッセージのやり取りをさせてもらってるくらい混乱してるだろ」と口撃しました。2人の因縁は今後も拡大シていきそうです。




(Fightful)
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