TNA世界王者として団体を牽引し、WWEでも活躍中のジョー・ヘンドリー。2024年以降のプロレス界で最も注目を集めるレスラーの一人になった彼は、プロレスについてどのような価値観を持っているのでしょうか。
WWEとTNAのパートナーシップによりWWEでの出番を拡大している彼は、レッスルマニア41でランディ・オートンと対戦するという大きなチャンスを得ました。試合時間はわずかでしたが、ファンの印象に残る素晴らしいパフォーマンス。対戦相手のオートンも称賛し、そして彼自身も自画自賛しています。
一部では、オートン戦について「TNA世界王者があっという間に負けてしまうなんて。あれはスカッシュマッチだ」という意見もありましたが、彼自身は前向きに考えています。最新のインタビューで、彼はオートン戦や最近のTNAでのタイトル戦線を例に、自身のプロレス観を語りました。
プロレスってのは、何よりもまず「ストーリー」であるべきなんだ。映画で言えば、『ロッキー』シリーズの主人公ロッキー・バルボアは毎回勝つわけじゃないよね?俺はレッスルマニアでオートンに敗れた。じゃあ、そんな状況からTNA王者がどう立ち直るのか…。それがストーリーなんだよ。
ジョン・シナだってアンダーテイカーに早く負けたし、HHHだってそうだ。彼らもすぐ終わった試合があった。でもそれもストーリーの一部なんだ。この考え方はジョン・シナから学んだよ。「すべてを物語にする」ってことだね。勝っても負けても、その中に意味がある。
俺がオートンに敗れたことで、TNAでのフランキー・カザリアンやイーサン・ペイジとのタイトルマッチにも緊張感が出た。どんな結末にもリアルさがあったと思うよ。だからこそ観客にとってはワクワクする。「何が起こるか分からない」っていうのが、最高の状況だと思う。
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(Wrestling Inc)
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