今や、AEWからWWEへ選手が移籍してくることは珍しくなくなりました。両団体の間で選手が行き来することは、今後も当たり前の光景になるでしょう。
最近では、リッキー・セインツ(リッキー・スタークス)、アリスター・ブラック(マラカイ・ブラック)、ルセフ(ミロ)、そしてマライア・メイがAEWからWWEへの移籍を実現させました。先日のNXTでサプライズ登場したばかりのメイは、女子部門の中心的存在になっていくことが期待されています。
WWEでずっと活躍してきた選手たちにとって、AEWからの移籍者が登場することは、出番やチャンスを奪われる「脅威」だ…と考えることもできます。しかし、NXTの人気選手トリック・ウィリアムズは、彼らへのリスペクトを表明しています。
Sports Illstratedによるインタビューの中で、彼はAEWからWWEへ移籍してくる選手たちについて、次のように語りました。
俺は招待なしでチャンスを掴んだ。誰からも招かれることなく、自らWWEの門を叩いた部外者だったんだよ。
そんな俺が、他の団体から来た選手たちに対して「お前らが輝く資格なんてないんだよ」とでも言ったら?そんなの、ただの偽善者だろ。
リッキー・セインツにも、マライア・メイにも、そして自分のやり方でチャンスを掴んでる全員をリスペクトするよ。
彼の言葉は、WWEやNXTの寛大な精神を象徴しているようです。チャンスを得たい、スターになりたいと望むなら、その資格がある者なら誰でも受け入れる。プロレス界にバックグラウンドの多様性は欠かせません。
(Fightful)
あわせて読みたい

ザ・ミズがWWE退団の噂を否定。「全部ウソだ。WWEとは最高の関係を築いている」
SNSからWWEへの言及を削除したとされ、「WWEから退団する可能性があるのでは?」と噂されていたザ・ミズ。 彼がWWEから「一時離脱」するのは事実で、Amazon Prime V...

【WWE】セス・ロリンズがハルク・ホーガン批判を継続。「彼がリング上でNFLの選手たちにボコられるところを見たいよ笑」
セス・ロリンズにとって、ハルク・ホーガンは子供の頃に憧れたヒーロー。しかし、WWEスーパースターとしてホーガンと接した後は、批判を公言するようになりました。 以前のインタビューで、...