2006年に行われたECW復活興行One Night Stand。メインイベントで行われたECWレジェンドのロブ・ヴァン・ダム VS WWEの顔ジョン・シナの戦いは、プロレスの歴史に残る戦いになりました。
会場に詰めかけたファンは圧倒的にRVD支持。そんな中で入場したシナは、ファンからのとんでもないブーイングを浴びながらも堂々とリングインし、素晴らしい戦いを見せました。両選手とも激しい観客の反応を予想していたようですが、それは想定以上に敵意に満ちたものでした。
YouTubeのアーカイブチャンネル「WWE Vault」で、RVDはこの試合について振り返り、観客の熱気がとんでもないレベルに達していたことを語りました。
ジョンと俺は二人とも、観客が彼を嫌悪し、俺を熱狂的に後押ししてくれるだろうと予想していたと思う。だが、彼らは俺たちの予想を遥かに超えてきたんだ。あそこまでやるとは予測できなかったよ。
彼らがTシャツを投げ返したあの瞬間は、キャリアに一度あるかないかの経験だったね。あれはジョン・シナのTシャツなんだぜ。世界中にあのTシャツを持ち帰りたいファンがどれだけいるか分かるか?でも、もし誰かがあのTシャツを持ったままにしていたら、他のファンから袋叩きにされていただろうね。
さらに、彼はシナのリング上でのパフォーマンスに言及。ECW側には、WWEの選手と同等、あるいはそれを上回る実力があることを証明しなければならない、というプレッシャーがかかっていました。そんな中で、シナは厳しい攻撃を展開します。
自分のことを棚に上げているかもしれないけど、彼はキツい打撃や関節技を繰り出すタイプの選手なんだよ……。はっきり言うけどね。
彼が俺に関節技を決めた時の話をしよう。ヘッドロックの状態で足を取られ、うつ伏せにされて「あぁ!」ってなる技だよ。空気が残っていないから叫ぶ余裕さえないんだ。俺の体を半分に折りたたむような感じだったからね。俺は、ECWがそれに対抗できる、持ちこたえられるということを証明したかったんだよ。SmackDownの連中があぐらをかいてどうのこうのなんて必要ないんだ。
俺があのリングにいたのは、然るべき連中を無視し、自分の信念を貫き、自分なりのやり方でファンと繋がってきたからだ。そのすべてが本当に充実していたよ。感謝しているね。間違いなく、誰もが語りたがる俺のキャリアにおける一番の試合だ。それは、あの試合が俺を最高のポジションへと引き上げてくれたからさ。
この試合は、今後もプロレスファンの間で語り継がれていくでしょう。これほどの熱狂を生まれる瞬間というのは、なかなか目にすることができません。
(Wrestling Inc)
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