現地7月12日に開催されるAEW・All In。オカダ・カズチカとケニー・オメガは、AEW統一王座を賭けて久々のライバル対決に挑みます。
Dynamite最新会では、2人の関係に大きな動きがありました。ケニーの元マネージャーで極悪人のドン・キャリスがオカダと結託し、ケニーの弱点である腹部に集中攻撃。ケニーは口から血を吐き、病院送りになってしまいました。
新日本プロレス時代に伝説的なライバル関係を演じた2人。オカダがWWEではなくAEWへの移籍を決意した背景には、ケニーの存在もあったとされています。お互いが望んだ久々の対決は大きな盛り上がりを見せています。
Busted Open Radioで、TNAニック・ネメス(元WWEドルフ・ジグラー)は、このセメントグを高評価していることを明かしました。オカダのヒールぶりが明確になったことで、ファンが試合に感情移入しやすくなったことを指摘しています。
これまでは、新日本プロレス時代も含めてだけど、両者に明確なベビーフェイスVSヒールの構図はなかったと思う。でも今回、ついにオカダが明確なヒール、ケニーがベビーフェイスという分かりやすい関係になった。
WWEやAEWを最近見始めた人でも、この構図ならすぐに感情移入できる。今から1か月でさらに対立が激化すれば、歴史や裏設定を知らない人でも大一番の意義が伝わるだろう。
オカダはケニーのキャリア自体を終わらせようとしているように見えた。それくらい酷い攻撃だったよね。特に、ケニーの腹部を狙った攻撃は、あまりにも非道だ。ここまでやられると、ファンとしてもケニーに勝ってほしい気持ちが強くなるよ。
アメリカのプロレスファンにもわかりやすい形にアレンジされている2人のライバル関係。All Inでは、彼らが現在のプロレス界にどれほど大きな影響を与えてきたか、なぜ世界中のプロレスファンが2人を心からリスペクトしているのかがわかる……そんな試合を期待したいですね。


(Wrestling Inc)
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