ウィル・オスプレイが元WWEスーパースターたちに対して「他団体で実力を証明してからAEWへ入団しろ」と語ったことは、いろんな意味で大きな話題になりました。
彼が「他団体」の例として新日本プロレスやプロレスリング・ノア、STARDOMの名前を出したことにより、一部ファンから反発の声も上がりました。この発言はオスプレイがAEWでの活動に誇りを持っていることを示すものでしたが、彼自身も望んでいなかったであろう論議の的となったのです。

【AEW】ウィル・オスプレイが「WWE退団者がAEWへ入団するための条件」を語る。「まずは新日本プロレスなど他団体で結果を残せ」
2025年、WWEは2月と5月に大量の人員整理を行い、多くの優秀な選手たちが契約を失いました。彼らは新天地を求めています。 ブラウン・ストローマン、ダコタ・カイ、セドリック・アレク...
彼の考えに同調するAEW所属レスラーもいます。ライバル関係にあるスワーブ・ストリックランドは、最新のインタビューで「AEW入団の難しさ」をNBAの名門チーム、ロサンゼルス・レイカーズに例えて次のように語りました。
AEWに「なんとなくいる」のではダメなんだ。俺もオスプレイも、常に限界を押し上げてきた。だからこそ、「自分がAEWに行けるのか?」「ただ契約しただけで活躍できるのか?」って、みんなが二の足を踏むようになってる。そういう状況を保ちたいんだよ。
AEWに入るってのは、NBAのロサンゼルス・レイカーズと契約するようなもんさ。レイカーズに行って、いきなり先発で出られると思うか? そんなわけない。まずは自分がベストな選手の一人にならないといけない。そしてようやく「レイカーズに行けるかな?」という状況になる。
入ってからも、チームに居続けるにはもっと努力しないといけない。俺たちはAEWでも、そういう基準を保ちたいと思ってるんだ。
(Fightful)
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