2022年、カイル・オライリーは試合中に首を負傷し、2024年まで長期欠場を余儀なくされました。
怪我のダメージはもちろん、首の手術後に合併症を起こしてしまったことも、彼の復帰が遅れる大きな要因になりました。しかし、彼にとっては「復帰できたこと」が何よりも重要です。
最新のインタビューで、彼は負傷した瞬間に感じた絶望、合併症の恐怖、復帰への光が差した瞬間の喜びを語りました。
俺には、相手をスープレックスする時に3回頭から落ちる形になる技がある。今思えば愚かだったよ。
あの試合中、その技を出した直後に両腕も両脚も完全に動かなくなったんだ。その感覚は永遠のように感じたけど、映像を見返すと実際は1秒ぐらい。でも間違いなく「何かが壊れた」と分かった。
首の術後に目を覚ましたら、右肩も右腕もまったく動かない。神経障害を起こしてしまったんだ。正直、相当キツかった。3ヶ月後にリハビリトレーナーとトレーニングを始めたけど、その時点でも腕はほとんど動かなかったんだ。
リハビリを始めて8ヶ月経って……初めて肩をフルで回せたとき、本当に泣きそうになった。その時にようやくをああ、またリングに戻れるかもしれない」って思えた。
完全な状態には戻れなくても、俺は成長したし、変われた。それに誇りを持ってるよ。
現在、オライリーはパラゴンのメンバーとして盟友アダム・コール&ロデリック・ストロングと共に活動しています。2人も大きな怪我を経験し、復帰した経験を持ちます。彼らの友情と闘志、プロレス愛は永遠です。
(Fightful)
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