ジョン・シナのヒールターンに立ち合い、レッスルマニア41にも登場した大人気ラッパーのトラヴィス・スコット。彼に関する計画はうまく進んでいません。
WWEには、他ジャンルの大物が参戦して注目を集めてきた…という歴史があります。最近の例では、YouTuber出身のローガン・ポールや、世界的ミュージシャンのバッド・バニーが好例。彼らはWWEへの高い適応力を示し、ファンからの支持を集めています。
しかし、スコットの場合はそうではないようです。SummerSlamでジョン・シナとタッグを組むなどの噂も流れていましたが、レッスルマニア41以降は姿をくらましています。その理由とは…。
レスリング・オブザーバーとWrestleVotesによれば、スコットがWWEから姿を消している理由は「集中力の欠如」と「ビジネスへの適応の遅さ」が原因なのだそうです。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、「スコットは何か一つに集中するのが苦手で、複数のプロジェクトを同時進行させがち。WWE関係者も何とかしようとしたが、最終的に手に負えなくなった」と指摘しています。
また、WrestleVotesは、「彼はWWEビジネスの飲み込みが遅かった」とし、スコットのWWEへの適応力が低かったことを示唆しています。
スコットはレッスルマニア41での乱入を経て、ジョン・シナの引退ツアーで重要な役割を果たすはずでしたが、結果的に計画は白紙になったようです。シナは同大会でスコットの介入によってコーディ・ローデスを破り、WWEユニバーサル王座を獲得していました。

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(Wrestling Inc, Wrestling Observer)
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