AEWの女子部門で圧倒的な存在感を見せるトニー・ストーム。往年の大女優風のキャラ「Timeless」が大受けしています。
元々、彼女の才能は高く評価されていました。STARDOMやNXTでの活躍がそれを物語っています。しかし、WWEでメインロースターへ昇格すると精神的な問題を抱えるようになり、最終的には燃え尽き症候群を発症して退団。一時は引退も検討しましたが、AEWでその才能を本格的に開花させました。
STATDOM時代からの盟友であるビー・プレストリーは、AEWでトニーと「The Outcasts」のメンバーとして共闘していたサラヤのPodcast番組に出演。2人でトニーのTimelessキャラについて語る中で、「キャラ誕生の瞬間に立ち会った」ことを明かしました。
サラヤ:彼女のこと、本当に誇りに思うよ。AEWに来た当初、トニーはマイクを持つのがすごく苦手だった。The Outcastsのストーリーをやってた頃も、セリフを何度も練習して、「もう一回やらせて」って感じだったんだよね。
でも今や、彼女自身が本当に好きなこと、情熱を持てるものに出会って、スイッチが入った。あの”Timeless”トニー・ストームという現象を自ら生み出して、一気にトップクラスの存在になった。
プレストリー:間違いなく、プロレス界で一番面白い存在だよね。あのキャラクターのアイデアを最初に相談された時、彼女は「私は現代のマリリン・モンローなんだから、やってみたいと思ってさ」って話してた。「よし、やってみる。どうなるか分からないけど、これからは”Timeless”トニー・ストームでいく」って。
本当にふざけてて、面白くて……。彼女は普段からああいう感じだよ。実はコメディプロレスってすごく難しいけど、彼女は「ただの良いレスラー」じゃなく、キャラクターもできるし、面白いこともできる。その才能が世に出て本当にうれしいよ。
また、プレストリーは、自身がSTARDOMへ参戦するきっかけを作ってくれたのがトニーだったことも明かしています。
ロッシー小川は、海外から遠征してきたレスラーたちに「誰を呼んだらいい?」とよく尋ねていたんだ。そこで、トニーが私の写真を送ってくれて、STARDOMで試合をするチャンスをもらえた。デビュー戦の後で、ロッシーから「フルタイムで参戦しないか?」と誘われたから、すぐに快諾したよ。
(Fightful)
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