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HHHがビンス・マクマホンのスキャンダルとWWEの今後を語る。「疑惑は疑惑に過ぎない。今のWWEがやっていることとビンスの件は全く別の話」

インタビュー

2022年に報じられたビンス・マクマホンの性的スキャンダルにより、WWEのクリエイティブはHHHへ代替わりしました。その後、2024年1月に元WWE女性従業員がビンスを相手に性的虐待訴訟を起こすと、ビンスはWWEから完全に離脱することになりました。

Netflixでドキュメンタリー番組が配信されたり、親会社を立ち上げたり、愛車で爆走して交通事故を起こしたりと話題には事欠かないビンスですが、一連のスキャンダルはビンスの評判に影を落とすことになり、WWE復帰は難しい状況です。

現在のWWEを牽引するHHHは、出演したPodcast番組でビンスのスキャンダルやビンスが去った後のWWEについて質問され、次のように答えました。

会社として、クリエイティブとして、俺たちにできるのは前に進むことだけだ。疑惑はあくまで疑惑だし、人間関係ってのは複雑なものだよ。完璧な人間なんていない。ただ何かしらの告発があり、それは完全に法的な問題。俺たちのやっていることとは全く別の話だ

俺の仕事は、WWEが最高のクリエイティブを提供すること。それがうまくいっているし、ビジネスも好調だ。特にNetflixやNBC、CWといったパートナーと連携しながら成長を続けている。今は業界にとって素晴らしい時期だし、ファンも楽しんでくれている。今後も良い方向に進んでいくと思う。

また、ビンスから受け継いだクリエイティブ責任者のちいについて、どれだけ学ぶことが多かったかを質問されたHHHは、次のように語りました。

正直、イエスでもありノーでもある。長年ビンスや、パット・パターソン、ジャック・ランザといった多くの人から学んできたから、ある程度は理解していたんだ。でも、実際に自分が最終判断を下す立場になると、話は変わってくる。ビジネスの成長と共に課題もどんどん大きくなるしね。時間も精神的な集中力も奪われ、やることは本当に多い。

 

驚くことも、圧倒されることもあるよ。ただ、俺の周りには素晴らしいライター、プロデューサー、パフォーマーがいて、みんなで協力して最高のものを作り上げている。そのプロセスが何より好きだ。才能ある仲間とアイデアを出し合い、バンドが音楽を作るように、一緒に作品を完成させていく感覚なんだ。ある意味で予想通りだったが、やはり驚きも多いよ。

 

(Wrestling Observer)

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