2023年にWWEへ復帰したCMパンク。46歳の今、彼はかつてのようなマインドではなく、ベテランらしく貢献することに集中しています。
今の彼は、自分自身を「選手兼メンター」として位置づけ、若手たちへ積極的にアドバイスしています。この方針はAEW時代から変わりませんが、今はトラブルを起こすこともなく、若手たちからの信頼も勝ち取っています。
最新のインタビューで、彼はSummerSlamで対戦するグンターが「パンクと戦えて光栄だ」と語っていることについて、率直な思いを語りました。次世代に対する献身的な思い、そして自身を象徴するフレーズ「ベスト・イン・ザ・ワールド」への本音など、興味深い内容です。
正直言うと、番組での自分と違って、現実の自分は自分自身を持ち上げたりしないよ。「ベスト・イン・ザ・ワールド」なんて、実際は滑稽なセリフだと思っているくらいだ。
でも、何も持たずに這い上がってきた自分だからこそ、「今日はダメかも…でも全力は尽くす」なんて言えないんだ。実際にはそんな感情も頭をよぎるけど、それをキャラクターとして出しても響かない。自分には経験も知識もあるし、多くの人の道を切り拓いてきた自負もある。だから裏で若手が質問してくれるなら、どんなことでも答えたい。
でも、頼まれもしないのに「こうした方がいい」と口出しすることはないよ。俺も若い頃に「これはやめろ」「昔はこうだった」と押し付けられた経験があるし、正直嫌だった。今は年齢を重ねて、色々な考え方や立場が分かるし、自分のやり方だけが正解とも思わない。だから「その場で一番良いアイデアが勝つ」と思っている。
もし、俺を「憧れの対象」と見てくれる人がいるなら、それは自分がこのビジネスで成功した証だし、ものすごい名誉だ。かつて、俺もロディ・パイパーやブレット・ハート、エディ・ゲレロに対して「本当に電話して質問していいのか?」と戸惑いながら連絡したけど、彼らはむしろそれを歓迎してくれた。今もレイ・ミステリオのような選手には心からリスペクトしている。自分がそう見られているなら、それ以上の達成はないよ。
(Fightful)
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