先日、ランディ・オートンがWWEと再契約したことが明らかになりました。彼は新たに5年契約を結んでいます。
この件について、AEWのクリス・ジェリコがインタビューで語っています。話題の中心になっているのはオートンではなく、ビンス・マクマホンでした。
知っていることがある。WWEからは誰も出ていかない。ランディ・オートンは特にね。「20億兆円支払われようが構わない、出ていくよ」とでも言い出さない限り、そんなことはしないのさ。つまり、明らかにビンスは何百万ドル払ってでもオートンを退団させないだろうってこと。
重要なことは、ビンス・マクマホンはWWEから1人も退団者を出したくない、ということだ。もし退団者が出たらイスラエル民族のエジプト脱出みたいに見えちゃうし、俺たちがをよりカッコよく見せることになるからね。AEWは自分たちのやり方でうまくやっているし、ロースターには良いレスラーが揃っている。もし誰かがAEWに入りたいと思っていて、その人物が俺達の雰囲気に合っているようであれば、迎え入れるよ。
もしオートンが退団できるようになって、「出ていく。何がどうなってもかまわない」と言い出したら、俺たちは彼にかなり興味を持つだろうし、素晴らしいことができるんじゃないかな。
AEW創立によって、WWEは契約途中でのスーパースターの退団を許さない方針を取るようになりました。ルーク・ハーパーのように、リリースを要求しても認められなくなっているし、契約が切れるスーパースターに対しては高待遇のオファーを出す。たとえテレビ放送に出る機会がほとんどない人物だったとしても、退団者を出さないという決意が強く打ち出された1年になりました。
当分の間、ディーン・アンブローズ(現AEWジョン・モクスリー)が最後の「WWEを去った大物レスラー」になるのかもしれません。