プロレス界には、「アイコン」と呼ぶにふさわしいカリスマ性や人気を誇るレスラーたちがいます。スティングや岩谷麻優のように、愛称になっている人も。
「アイコン」と呼ばれるには、実績・人気・象徴的存在感が欠かせません。誰もがそう呼ばれるにふさわしい活躍をしているわけではなく、飛び抜けた何かが必要です。
AEWにはトップレスラーたちが複数在籍していますが、トニー・カーン社長は女子部門の中心的存在であるトニー・ストームこそが「AEWのアイコン」だと考えているようです。最新のインタビューで、彼はストームのカリスマ性や圧倒的な存在感について語りました。
彼女はアイコンだと思うし、その象徴的な存在感は常に彼女の中にあったと思う。大女優キャラクターを始めた時、彼女には「アイコンと呼ぶにふさわしい存在感があるね」と伝えたんだ。当時、彼女は20代半ばだったが、キャリアを通じて持ち続けるであろう、時代を超越した存在感をすでに持っていたんだよ。
オーラ、話し方、トニー・ストームがもたらすものすべてがそうだ。そして彼女は信じられないほどのレスラーで、非常にカリスマ性があり、ファンも彼女をリスペクトしている。
“Timeless”トニー・ストームへの変身で、彼女は自分の中に眠っていた往年の映画スターを見出した。そして彼女は、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー傘下のテレビ番組に出演するAEWのスター選手の中でだけでなく、全レスラーの中で初めて映画専門チャンネルTCM(ターナー・クラシック・ムービーズ)に出演するレスラーになったんだ。彼女は真に時代を超越したファイター、映画スター、そしてレスラーであり、偉大なカリスマ性を持っている。
トニー・ストームはプロレス界最大級のスターの一人であり、AEWが今、素晴らしい2025年を送れている大きな理由の一つだ。それは”Timeless”の途方もないプロレスのおかげなんだよ。
AEW入団以前から才能を評価されていたストームですが、”Timeless”キャラで大きな話題を集めるようになると、才能が爆発的に開花することになりました。「AEWで一番おもしろいのは彼女だ」と公言する業界人も多数おり、その影響力は計り知れません。今後も活躍を続けていくことで、彼女はさらに「アイコン」と呼ぶにふさわしい存在になっていくでしょう。
(Fightful)
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