2023年のレッスルマニア39で、コーディ・ローデスはローマン・レインズに敗れ統一王座の獲得に失敗しました。
父ダスティ・ローデスが成し遂げられなかったWWE最高峰のタイトルを手にし、ストーリーを終わらせる…。その夢が叶わなかったコーディの姿は衝撃的なものでした。
このレッスルマニア39は、ビンス・マクマホンがクリエイティブに関わった最後のレッスルマニアでもあります。しかし、その試合の結末を最初に提案したのは、コーディに勝利したレインズ本人だった…と、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは指摘しています。
あれはローマン・レインズの判断だったんだ。もちろんビンスが承認する必要はあったが、ビンスの元へ行ってアイデアを持ち込んだのはローマンだった。「最初で勝たないほうがいい、そうすれば2回目に向けてより大きな物語を構築できる」と説明したんだ。
レインズと一緒にポール・ヘイマンも動いたと思うよ。彼らは非常に説得力があったんだろう。結果論だが、実際に2年目は1年目よりもはるかに大きな規模になったわけだから、彼らの主張は正しかったと言える。
だが、決断を下したのはビンスだ。HHHもその決定に同意していたが、決めたのはあくまでビンスだった。あの時点で最終決定権を持っていたのはビンスだ。ずっと彼が決定権を持っていた。
WWEのため、自分の負けをより有効活用するための提案。献身的なスターがもたらすポジティブな影響は計り知れませんね。
(Fightful)
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