先日のSmackDownで行われた女子王座戦は、事前に予想されていたものとは違う形で大きな話題となりました。
ティファニー・ストラットン、ジェイド・カーギル、そしてナイア・ジャックスによるトリプル・スレット・マッチは、カウントミスという不運な形で結末を迎えることに。カーギルの頭部出血による計画変更で現場が混乱した結果、ストラットンからピンフォールされたジャックスがキックアウトせず、レフェリーが3カウント目を叩くのをためらったのです。
Nia Jax is so fucking terrible. pic.twitter.com/hd8BRhdyV6
— Evolution of Bayley (Fan Account/Commentary) (@BayleyEvolution) September 27, 2025
混乱した現場で、コミュニケーションが上手くいかなかったことがこのBotchの原因。WWE殿堂入りレスラーのブッカーTは、ジャックス以外の2人が経験不足だったことの影響を指摘しました。
試合全体を通して、多くのミスコミュニケーションがあったのが見て取れたな。この手の試合で何よりも大事なのは、女子選手たちを、リング上で心地よくいられる最高のポジションに置くことなんだ。
ティファニー・ストラットンはNIL(大学スポーツ選手向けの奨励プログラム)出身の才能だ。ジェイド・カーギルは、AEWでのキャリアを終えたばかりで、ほとんど新人同然。AEW時代の彼女を考えてみろ。おそらく多くを学んではいないだろ?別にディスるつもりはないが、彼女は特別扱いされて、誰かとまともにプロレスをする機会がなかった。そうじゃないか?
そしてナイア・ジャックスがいる。彼女は経験豊富だから、「私がこの試合を仕切らないと。2人より私の方が分かっている」と感じていたはずだ。
様々な要因が考えられただろうが、多くのミスコミュニケーションがあったことは明らかだ。
ああいう試合で一つ言えるのは、観客が覚えているのはフィニッシュだけだということだ。そのフィニッシュが問題なく決まるように、全員をその地点まで導かなければならない。この試合ではそれができなかった。
あれはボッチだったか? もちろんだ、Botchだよ。ミスコミュニケーション。ヘマ。どんな言葉を使ってもいい。生放送では起こりうることだ。
(Fightful)
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