Crown Jewelオーストラリア大会でジョン・シナと対戦するAJスタイルズ。ベテラン同士の戦いには、2人の歴史やキャリアの総決算という側面もあります。
シナは2025年12月に引退試合をすることが決まり、AJは2026年内の引退を公言。21世紀のプロレス界を支えてきたレジェンドが立て続けにリングから去ります。
この試合は、2人がレガシーをぶつけ合う素晴らしい試合になるでしょう。これまでの対戦成績は2勝2敗の五分。勝ち越すのはどちらなのか…?
RAW最新回の振り返り番組に出演したAJは、シナとの対戦や彼への想いについて率直な言葉で語りました。
みんな気づいてるか分からないけど、俺は最近メインイベント戦線にはいなかっただろ。だから、自分はそんなに重要な存在じゃないんだと思い込んでいたんだ。でも、どうやらファンがこの試合を望んでくれたみたいでね。
結局のところ、ジョン・シナの引退ツアーとなれば、ファンが望むものを提供しなきゃな。だから、ジョンともう一度戦う機会が持てて嬉しいよ。そして、これだけは言える。こんなことは二度とない。
どれだけ大金をオファーされても、俺たちは…たぶん、いや、絶対にサウジアラビアで金持ちに大金を積まれても、もう一試合やることはない。これが最後だ。
ジョンはもうすぐ引退するし、俺も彼のすぐ後を追うことになる。何年もの間、身を粉にして戦い、同時に体をボロボロにしてきた二人の男の現実さ。もう、その時なんだよ。
間違いなく彼が俺を作ってくれた。AJスタイルズというレスラーの確立を彼が助けてくれたことに疑いの余地はないね。彼は俺を違うレベルに引き上げてくれたし、俺のベストマッチのいくつかはジョン・シナとの試合だった。これも間違いない。
だから、もしジョンがいなかったら、俺が今どの位置にいたかは正確には分からない。ただ、リングで彼と対峙したことが助けになったのは間違いないよ。
(Fightful)
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