プロレス技の中には、レスラーが「これとこれは別物だ」と思っていても、ファンにはその違いがなかなか伝わらないものもあります。
例えば、ドリル・ア・ホール・パイルドライバーとツームストン・パイルドライバーの場合、長年プロレスを見続けているファンであれば違いが分かるかもしれませんが、日の浅いファンにその違いを説明するのは難しいかもしれません。プロレスラーはこれをどう説明するのでしょうか?
AEWの人気レスラー、オレンジ・キャシディは、最新のインタビューでドリル・ア・ホール・パイルドライバーとツームストン・パイルドライバーの違いについて、ファンからすると「ああ、やっぱりそうか…」と思うような例えを交えて語りました。
パイルドライバーは、多分みんなが知ってるクラシックなやつだ。誰かが相手を逆さまに持ち上げて、座り込む。
ツームストーンは、相手が逆向きになる。だから、まあ「69」のポジションみたいなもんだ。みんな、俺が何を言ってるか分かるよな。立ったままのシックスナインだ。それで、かける側が膝から落ちるように座るから、受ける側の頭がマットに叩きつけられるんだ。
(相手の股間に顔をうずめることにどう対処するのかと尋ねられ…)乗り越えるしかないね。ちょっと言わせてもらうけど、世の中には臭いヤツらがいるんだよな。俺のレスラーキャリアの初期に、リングギアが臭いヤツがいてさ。ある男がそいつに激怒したのを覚えてるよ。当時、俺はなんで彼がそんなにキレてるのかよく分からなかったんだけど……彼はそいつをロッカールームから追い出して、荷物を放り投げたんだ。理由は、そいつが臭かったから。今なら分かるよ。悪臭なんか嗅ぎたくないだろ、普通は。
まあ、とにかく体を洗えってことだ。ファンのみんなは、俺たちが股間を剃ってると思ってるみたいだけど…俺は整えるだけだ。だって、誰かの頭がここに来るんだからな。
(Fightful)
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