まもなく55歳になる大ベテラン、クリス・ジェリコの去就に注目が集まる中、「そろそろ引退だろう」という声が仲間たちからも上がるようになりました。
AEW設立メンバーの一人で、AEW世界王座の初代チャンピオンとして団体に大きく貢献。The Inner Circleやジェリコ感謝協会など人気ユニットで活躍し若手育成にも取り組んできたジェリコですが、近年はファンからの支持が低下し、2025年4月から欠場が続いています。
トニー・カーン社長は彼の復帰を望んでいるようですが、状況は不透明。WWE内部では「彼が引退ツアーと殿堂入りのためにWWEへ復帰する」という噂も流れているようです。
こうした状況で、ジェリコと長年同僚として働いてきてきたマット・ハーディーは、自身のPodcast番組で「ジェリコはWWEへ復帰するべきだ」と考えていることを明かしました。彼はやり尽くした、もう帰る時だ…という認識のようです。
まず最初に言っておきたいのは、俺はクリス・ジェリコが大好きだということだ。クリスは長年にわたり、このビジネスに多大な貢献をしてきた…。AEWのファン層は、もういろいろな意味でクリス・ジェリコを十分に堪能したんじゃないかと、俺はそう思っている。そしてクリエイティブ面においても、彼はあそこでやれることをすべてやり尽くしたと思うんだ。
クリスは、いつ立ち去るべきか、あるいは休養して戻ってきて再充電・リフレッシュすべきかを理解するのが、いつも本当にうまかった。そろそろ潮時だと思う。もし彼がWWEに戻ってきたら、それはとてつもない瞬間になるだろうな。Royal Rumbleだろうが、別の場での復帰になろうが、それは大規模なものになる。そして、彼にはまだ素晴らしい活躍ができると思う。たとえそれが彼の最後の活躍となり、その最後で引退するとしてもね。
彼はキャラクターとして機能できると思う。1年間、素晴らしい活躍ができるだろうし、起用するとしても、俺なら彼を出し惜しみするね。彼が成功できるポジションに置き、キャラクターとして、マイクができる者としての彼の強みをすべて際立たせるんだ。彼は今でもリングに上がって、かなり高いレベルでやれる。
それも、このビジネスが変わった部分だと思う。若い頃から自分の体をしっかりケアしてきた選手が多くいて、彼らは年をとってもはるかに高いレベルで活動できる。クリス・ジェリコはその一例だよ。
(Wrestling Inc)
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