2024年、ポール・ヘイマンはかつて自身が率いたECWの地元フィラデルフィアで開催されたレッスルマニア40でWWE殿堂入り尾を果たしました。
ECWのみならず、WWEでも名マネージャーとしてブロック・レスナーやローマン・レインズらをサポート。その貢献度は非常に高く、バックステージでもクリエイティビティを発揮してきたほか、ブロン・ブレイカーのような若手の教育係も務めてきました。
そんな彼にとって、Bloodlineで共闘したレインズは特別な存在。ステファニー・マクマホンのPodacst番組に出演した彼は、WWE殿堂入り式典でのレインズとのやり取りを明かしました。
私が式典に出て行ってローマンとハグをしたら、彼は私にこう言ったんだ。「スピーチを聞くのが待ちきれないよ」とね。彼が立ち去っていく時、私は心の中で「おいおい、お前はがっかりすることになるぞ」と思っていた。
式典は、彼の統一王座保持の終わりが目前に迫っている中で行われたんだ。そして、あの週末は我々2人にとって非常に感情的なものだったんだ。なぜなら、ECWが業界の流れを変えたのと同じくらい、Bloodlioneも世界を変えたからね。
我々2人とも、この章が閉じるまで……コーディ・ローデスに王座を明け渡すまで48時間を切っていると分かっていた。我々2人にとって非常に感慨深いものだったんだ。そして、彼がこの業界で誰もが認める絶対的なナンバースリーのスターでありながら、私を推薦してくれたという事実には、息をのむ思いだったよ。
2人の関係は、WWEにとってもプロレス界にとっても特別なものです。それが2人の間となると、言葉では語り尽くせないほどの思いがあるでしょう。2人が再び共闘する日が来るかどうかはわかりませんが、意識し合う日々がこれからも続くのは間違いありません。
(Fightful)
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