AEWのクリス・ジェリコ(49)。2018年の新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」でケニー・オメガと名勝負を演じて以来、常に注目していないと何かを見逃してしまうのではないか、という期待と緊張感から、試合数は少ないながらもプロレス界における彼の存在感は増したように感じられます。
現在はAEW世界王座の初代チャンピオンとして、そしてヒールユニット”The Inner Circle”のリーダーとしてプロレス界をかき回し、2020年1月5日の”WRESTLE KINGDOM 14″で棚橋弘至と対戦するジェリコが、自身の引退について語っています。
今のスケジュールが続くなら、今後もこのレベルで仕事を続けられると思う。俺にしてみれば、みんなは「あとどれくらい現役を続けられるの?」とか「どれくらい続けるつもり?」とか言うだろうけど、そんな風には考えたこともないよ。俺はクリス・ジェリコで、これまでにやってきたことを続けていくつもりだ。一定のレベルに達していないとか、ショーの最高のセグメント、最高の試合ができていないと感じた時は辞めるだろうけど、そんなことはまだないから。
新日本でのオカダ・カズチカ戦やAEWの旗揚げ興行”Double or Nothing”でのケニー・オメガ戦が批判されたこともありましたが、先日の”Full Gear”でのCodyとのタイトルマッチは好評でしたし、まだまだ現役を続けられそうです。
今のAEWはジェリコとジョン・モクスリーの団体だという意見があります。ジェリコには、下の世代、特にThe Eliteの面々がアメリカで知名度を獲得し、団体の顔にふさわしい存在になるまでは団体の顔として活動する使命があるように思います。続けられる限り頑張って欲しいです。
(参考: WrestlingNews.co, Wrestling Observer)