先日、ディーボン・ダッドリーが元WWE副社長兼実況アナウンサーのジム・ロスから人種差別発言を受けていたことを告発し、話題になりました。
インタビューの中で、彼は白人中心のアメリカンプロレス界で黒人レスラーたちがいかに肩身の狭い思いをしているかを語り、「1999年に、ジム・ロスから『その肌の色のせいで、俺は君が嫌いなんだ』と言われた」と告発。相棒ババ・レイ・ダッドリーもこれを認めていました。
しかし、当のロスは人種差別告発を否定。自身のPodcast番組で、彼はディーボンの告発に困惑していることを明かしました。
最近、ディーボン・ダッドリーが俺を人種差別主義者だと思っていると聞いたよ。あまりに馬鹿げている。反論する価値さえないほどだ。
俺はディーボンが好きだ。今でもね。彼とババをWWEに雇ったのは俺だ。彼らのブッキングもうまくやったと思っている。
正直、これを聞いてショックを受けたよ。ディーボンと口論になった記憶さえないからだ。常に彼と彼の仕事をリスペクトしていた。ダッドリー・ボーイズが大好きだったんだ。
だから、完全に不意を突かれたよ。ディーボンに対してそんなことを言ったことは一度もない。なぜ彼がそんなことをでっち上げるのか……注目を集めるためなのかもしれないね。
もしかしたら、彼は引退後の人生において、ババほど幸せじゃないのかもしれない。ババはブロードキャスターとして大成功を収め、今も現役で働いているからね。
とにかく、俺はそんなことは言っていない。信じたい人は信じればいい、それは彼らの権利だ。だが、俺はディーボンに腹を立ててはいない。ただ不思議だし、なぜ彼がそんな方向に行ってしまったのか理解できないんだ。
なぜ利用者の意見が食い違っているのか…?この発言があった現場には、元ECWレスラーたちやポール・ヘイマンも同席していたとされています。騒動について、彼らはどう思っているのでしょうか?

(Wrestling Inc)
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