裏番組同士のWWE・NXTとAEW・Dynamiteのレイティング戦争「ウェンズデー・ナイト・ウォーズ」。現地時間2月5日放送分の結果が出ました。
Showbuzz Dailyによれば、両番組の視聴者数は次の通り。
NXT: 770,000世帯(前週712,000)
Dynamite: 928,000世帯(前週828,000)
両番組とも数字を伸ばしましたが、Dynamiteが大きく上回って勝利。2020年に入ってからの6度の放送で4回目の90万台を記録し、NXTに6連勝です。2019年末は数字が大きく落ち込んでいましたが、一転好調を維持しています。
もう1つの重要な数字である18−49歳の視聴率も見てみましょう。
NXT: 0.22(前週0.22)
Dynamite: 0.36(前週0.34)
こちらも同様にDynamiteが大差をつけています。この数字は水曜日にケーブルテレビ局で放送された全番組中11位の好成績です。NXTは34位。
細かく見ていくと、Dynamiteは18-49歳の男性の視聴率が0.50。これは全体の7位です。更に年齢を絞って12-34歳の男性では0.28。なんと全体の4位です。上にはNBA中継が2つとスポーツニュース番組が1つ。若い男性から支持を集めていることがわかります。NXTの場合、前者は0.30、後者は0.15。AEWの半分程度です。
NXTは50歳以上の男女の視聴率では毎回Dynamiteに勝利しています。課題は若者への影響力ですね。
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