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ケニー・オメガとクリス・ジェリコを狙っていたインパクト・レスリング
2019年1月、The Eliteのヤング・バックスとCodyを中心した新団体”All Elite Wrestling”の創立が発表されました。2月の創立記念イベントではクリス・ジェリコが、3月の旗揚げ興行チケットパーティではケニー・オメガが登場し、AEWとの契約を表明。特にオメガの去就については世界中で話題を集め、新日本プロレス、WWE、AEWのどこを選ぶのかが注目されていました。
インパクト・レスリングの副社長で、新日本プロレスワールドの英語実況席の常連解説者であるドン・キャリスは、ジェリコ&オメガと同じカナダ・ウィニペグ出身。レッスルキングダム12での2人のドリームマッチの実現に尽力したことでも知られています。実は、2人はAEWとの契約が成立するまでインパクトと交渉を行っており、契約締結寸前のところまで行ったと報道されていました。
この件について、インパクトのPPV”UNITED WE STAND”のQ&Aセッションに参加したキャリスが興味深い発言をしました。
我々はジェリコに好条件のオファーを出したんだ。素晴らしい内容だった。もし私が1年前に戻ることができて、インパクト、新日本、WWEの三者で2人の奪い合いをしていたら、2人ともインパクトに来ていたと思うよ。
もし、キャリスの言うように、レッスルキングダム12でのドリームマッチに向けた尽力が2人のインパクト移籍に繋がったとしたら、新日本は激怒していたでしょうね。ファンの知らないところで色々と動いているんだなあ、と再認識させてくれるコメントでした。
(参考:WrestlingInc.com)
ロンダ・ラウジーの長期離脱が確実に
レッスルマニア35のメインイベントでベッキー・リンチに敗れ、RAW女子王座から陥落したロンダ・ラウジー。試合中に手を負傷したことはこのブログでも既に紹介していますが、報道によれば、ラウジーはこの怪我のために手術を受けることが決まったそうです。
Fightfulのロス・サップによれば、ラウジーの復帰時期について、WWEは早ければ今年の下半期に復帰できることを期待しているとのこと。ただし、リハビリの進行具合によっては復帰が来年までずれ込むことも覚悟しているようです。2018年からレッスルマニア35まで、ラウジーはRAWのみならず、SmackDownも巻き込んで女子戦線の中心であり続けました。史上初の女性スーパースターによるPPV”Evolution”ではメインイベンターも務めた強者は、当分ストーリーラインに絡めないかもしれません。
(Fightful)
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