ドラゴンゲートや新日本プロレスでも活躍したWWEのリコシェ。メインロースター昇格後はRAWのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるポール・ヘイマンに実力を認められ、一定のプッシュを受けてきました。しかし、最高責任者のビンス・マクマホンは彼を評価せず、プッシュを「諦めた」と報じられています。
最新のインタビューの中で、彼はNXTとブロック・レスナーについて語っています。
2018年2月から2019年3月までの間、リコシェはNXTの人気者でした。本人もNXTを「故郷」だと考えているようです。
NXTは常に故郷と呼びたい場所だね。あそこにいる間は楽しかった。今は露出が増えて、水曜日にUSAネットワークで放送されてるけど、とても大きなことだと思うよ。
彼らが俺の手を借りたいと思うなら、いつでも行くつもりだ。確実に。問題ないよ。
フィン・ベイラーのように主戦場を移すことはないでしょうが、いつでも里帰りする気があるみたいですね。
話はサウジアラビア大会”SUPER SHOWDOWN”でのブロック・レスナー戦に移ります。大舞台で超大物への挑戦権を獲得したリコシェですが、レスナーに瞬殺されてしまいました。これはビンスが彼のプッシュを「諦めた」ことの現れだとされています。
この試合について、リコシェはこう語っています。
夢みたいだった。レスナーがザ・ロックやカート・アングルと対面していたのを覚えてる。歴史の一部になれて嬉しいよ。
試合内容への言及はありませんが、WWEへの入団を熱望し続けていた青年にとっては、レスナーとのシングルマッチが組まれたということだけで幸せだったのでしょう。
今後のリコシェがどうなるかはわかりません。彼よりも数ヶ月前にビンスがプッシュを「諦めた」とされるセドリック・アレキサンダーはMain Eventへの出場がメインになり、RAWの最新回で24/7王座に挑戦して2分10秒で破れたことを自虐するようなツイートを投稿しました。
#RAW pic.twitter.com/OwbZMur53F
— PRIME Alexander (@CedricAlexander) March 10, 2020
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