WWEの年間最大興行「レッスルマニア」が開催される週末には、世界中のインディ団体が開催地周辺でイベントを行い、また世界中のレスラーがこれらに参加します。レッスルマニア・ウィークエンドはプロレス界にとって一大フェスなのです。
2020年、世界中で新型コロナウイルスの流行が拡大しています。4月5日開催予定のレッスルマニア36の中止・延期に関する決断は先延ばしにされましたが、ウィークエンド中のイベントに関しては中止が決まったイベントがあります。
ドイツの団体wXwは、4日に開催予定だった”16 Carat Gold Revenge”の中止を発表しました。新型コロナウイルスの感染拡大への対策として、トランプ大統領がイギリスを除くヨーロッパからの同国への渡航を30日間停止すると発表したことにより、レスラーやスタッフが渡米不可能になったことが原因とのことです。
そして、ウィークエンドの目玉イベントであるレッスルコンは、
レッスルマニア中止=レッスルコンも中止
レッスルマニア延期=レッスルコンは開催または中止
という目安を明かした上で、「イベントを開催するか、中止するか、延期するかの答えを出すための時間をください」という切実なメッセージをTwitterに投稿しました。
Going to pin this to the top. Please give us some time to figure out if we are having the event, cancelling, or postponing. Your individual needs will be met, but not today. We are not Ticketmaster, we arent going to keep your money.
— WrestleCon – LA March 30-April 2 2023 (@wrestlecon) March 12, 2020
EVOLVEが今週末のイベントを5月に延期したり、ROHがミート&グリートを中止したりと、インディシーンにも新型コロナウイルスの影響が出ています。これ以上感染が拡大してしまったら、一体どうなってしまうのでしょう。不安で仕方がありません。